「秋カビ」はなぜ発生?
真夏より湿気が多く、気温が低い秋はカビが繁殖しやすい季節です。お手入れをしなければ、エアコンの中でもカビが繁殖してしまいます。ですが、そもそもどのようにしてエアコン内でカビが発生するのでしょうか。●原因1:ホコリがカビの餌になる
エアコンが室内の空気を取り込む際、フィルターではブロックできないホコリが内部に侵入しています。これらがカビの餌になってしまうのです。
●原因2:エアコン内部の結露で湿気が多くなる
エアコン使用後は、結露した水分がエアコンの内部にたまっています。湿気が多いこの環境はカビの成長に最適なのです。
正しいエアコンのお掃除・お手入れ方法をプロが解説
では、どのようにエアコンのお手入れを行えばよいのでしょうか。パナソニック エアーマイスターの福田風子さんが、「正しいエアコンのお掃除・お手入れ方法」を解説しています。ポイント1:フィルターの掃除をする
ポイント2:内部クリーン機能や送風運転を使う
カビ対策のためには、エアコン内部を乾燥させることが有効。内部クリーン機能が搭載されている場合は使用するようにしましょう。搭載されていない場合は、冷房運転の後に送風運転を3~4時間行うようにしてください。
ポイント3:通風路やフラップの汚れを落とす
汚れはカビ菌の餌になってしまうため、通風路やフラップなど、汚れている場所を拭き掃除しましょう。このとき、見えている部分のみを掃除するようにしてください。
ポイント4:内部の洗浄を自分でするのはNG
エアコンのクリーニングには高い専門知識が必要になります。除菌剤やお掃除スプレーをするなど、誤った方法で掃除を行うと、内部に残った洗浄剤が原因で故障する恐れがあります。内部の洗浄は自分で行わず、専門業者に依頼しましょう。
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