39歳ライター女性、収入ほぼなし、両親との実家暮らしは年収300万円の父親頼み。生活で抱える悩みとは

All Aboutニュース編集部は、現在実家暮らしをしている人を対象に、毎月の生活費や貯金額に関するアンケート調査を実施。本記事では和歌山県和歌山市在住・39歳女性のエピソードを紹介します。

和歌山県和歌山市在住・39歳女性のエピソード
和歌山県和歌山市在住・39歳女性のエピソード
経済的な事情、自身の体調、親の介護など、実家暮らしを選択する理由は、人によってさまざまな理由があります。中には、1人暮らしを経て、やむを得ない事情で実家での生活を選ぶ人もいます。

All About ニュース編集部は、2023年9月11〜14日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、和歌山県和歌山市在住・39歳女性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:39歳女性
在住:和歌山県和歌山市
同居人数:両親、自分
世帯年収:父親300万円
実家の間取り:3DK
職業:Webライター
 

生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:なし
交際費:3万5000円
毎月のお小遣い:5000円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:100万円くらい

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2021年)」によると、35〜59歳女性の1カ月の平均消費支出は16万4749円です。そのうち、住居費の平均は2万5360円。ただし、家賃などは地域や条件によって異なるため、住居費を除いた約14万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

回答者に、実家を出る予定について聞くと「どちらともいえない」と回答し、その理由について「一人暮らしをしたいのですが、あまり稼げておらず実家を出られないです」と話しました。

また、恋愛や結婚願望については「ない」とし、「今は仕事に集中したいですし恋愛は興味がありません」と語りました。
 

「父のお金で払ってくれるので助かる」

現在、実家暮らしを選択している理由には、「一度一人暮らしをしたのですが体調を崩し、実家に戻りました。会社員も私には合わなくてすぐに辞めてしまい、転職を繰り返し収入が不安定でした」と、体調を崩したこと、収入が不安定であったことを挙げました。

「しかし実家ならば家賃・ガス代・電気代・食費などを父のお金で払ってくれるので助かるのが理由です」と続けました。

「私の収入がほぼ無いことが悩みです」

実家暮らしで苦労していることを聞くと、「父の声が大きいことです。築40年の木造の家なので声が大きいと聞こえてきます。勉強や読書をして静かに作業したい時でも父の声で集中力が途切れてしまいます。また、母が忘れっぽいので何度同じことを話してもすぐに忘れるのでイライラすることです」と両親への不満を話しました。

実家暮らしをするうえでお金に関する悩みについては、「現在は父の稼いできたお金を生活費に充てているのですが、父がかなりの浪費家のため私の貯金から払うことも何度かありました」と話し、「また現在、私の収入がほぼ無いことが悩みです」と明かしました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    祝・岡田将生&高畑充希結婚! ドラマ『1122 いいふうふ』5つの魅力から「この2人なら大丈夫」と思えた理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】