事務職の38歳女性、年収150万円、家族と実家暮らし。値上げのせいで買いたいものも買えず、生活に困窮

All About ニュース編集部は、現在実家暮らしをしている人を対象に、毎月の生活費や貯金額に関するアンケート調査を実施。本記事では熊本県熊本市中央区在住・38歳女性のエピソードを紹介します。

熊本県熊本市中央区在住・38歳女性のエピソード
熊本県熊本市中央区在住・38歳女性のエピソード
実家暮らしを選ぶ理由は、人によってさまざま。経済的な事情、自身の健康状態、家族の介護など、あらゆる事情が考えられます。しかし、中には1人暮らしをしたくても、実家暮らしを余儀なくされる場合も。

All About ニュース編集部は、2023年9月11~14日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、熊本県熊本市中央区在住・38歳女性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:38歳女性
在住:熊本県熊本市中央区
同居人数:親1人、姉、自分
世帯年収:親50万円、姉500万円、自分150万円
実家の間取り:2LDK
職業:事務職
 

生活費や貯金額は?         

実家に入れている生活費:8万円くらい
交際費:7000円
毎月のお小遣い:3000円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:0円

総務省統計局が発表した「家計調査報告書 家計収支編(2021年)」によると、35〜59歳女性の1カ月の平均消費支出は16万4749円です。そのうち、住居費の平均は2万5360円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた14万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出る予定は「結婚したいけど相手がいないので未定です」とのこと。また、恋愛や結婚願望については「ある」とし「元々あったけど出会いがないだけでしたいです」と話しました。
 

親と姉が理由もなしに1人暮らしは許してくれなかった

現在、実家暮らしを選択した理由については「1人暮らししたかったのですが、親と姉が理由もなしに1人暮らしは許してくれなかったから、実家暮らしのままになってます」と告白。

「実家暮らしだと食事のバランスとか考えてくれるのもあります。食べるのをめんどくさいと思って食べないときがあるので実家暮らしになってます」と続け、実家生活でのメリットを享受していることを明かしました。

「毎日がギリギリです。買いたいものが買えないのは辛い」

一方、実家暮らしで苦労していることについては「1人で居たいときがあっても必ず誰かがいます」と回答。「時間とかトイレとか重なるので、誰かが我慢する感じで苦労します」と、共同生活ならではの苦悩を明かしました。

また、実家暮らしをする上でお金に関する面でも悩みあるようです。「値上がりしてから生活費を増やして入れてますが、まったく足りなくて苦労してます」「値上がりのせいですごく大変です。よく食べる人はあまり生活費を入れてくれなくて、毎日がギリギリです。買いたいものが買えないのは辛いです」と語りました。

人と生活することによって生じるプライベートな時間・空間の確保が実家ならではのデメリットになっているようです。また、金銭面も楽にはなっておらず、値上げによる苦労を明かしました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:鎌田 弘 プロフィール
ニュース記事を中心に執筆中のライター。IT企業のメディア担当を経て現在に至る。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は2年。

 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 「婚活」の落とし穴

    「年の差婚」の限界点……男性40代×女性20代は結婚相談所でも0.5%のスーパーレア案件だった!

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『デデデデ』が大傑作になった5つの理由。『前章』『後章』の構成の意義と、現実に投げかける希望

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    親を就活に巻き込むオヤカク、オヤオリ…“学校化”が進む企業に忍び寄る「毒ハラ」とは?

  • 「港区女子」というビジネスキャリア

    「港区女子=事業資金集め」という選択肢。昼は不動産営業、夜は港区ラウンジ嬢だった30代女性の現在