派遣社員の41歳女性、年収150万円。介護のため実家で暮らすも「楽だねとか甘えてるとか勘違いされる」

All About ニュース編集部は、現在実家暮らしをしている人を対象に、毎月の生活費や貯金額に関するアンケート調査を実施。本記事では群馬県高崎市在住・41歳女性のエピソードを紹介します。

群馬県高崎市在住・41歳女性のエピソード
群馬県高崎市在住・41歳女性のエピソード
実家を生活の拠点にしている人は、どのような理由があるのでしょうか。親の介護や職場へのアクセス、自身の経済的事情など、さまざまな背景が考えられます。

All About ニュース編集部は、2023年9月11~14日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、群馬県高崎市在住・41歳女性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:41歳女性
在住:群馬県高崎市
同居人数:親1人、自分
世帯年収:母親100万円、自分150万円
実家の間取り:2LDK
職業:派遣
 

生活費や貯金額は?         

実家に入れている生活費:0円
交際費:食費は折半
毎月のお小遣い:4万円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:150円

総務省統計局が発表した「家計調査報告書 家計収支編(2021年)」によると、35〜59歳女性の1カ月の平均消費支出は16万4749円です。そのうち、住居費の平均は2万5360円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた14万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

回答者に、実家を出る予定について聞くと「介護のためなんともいえない」と回答。また、恋愛や結婚願望については「ない」とし「結婚に夢がない」と話しました。

母親の介護のため実家へ留まるも、自身の結婚は「半ば諦め」

現在、実家暮らしを選択した理由は「母親が体が悪いため、一人にしておけないので買い物などいろいろな面で介護している」とのこと。

「病院いかせたり、介護をさまざまな面で面倒をみている。結婚願望もないし家にいるので別にいいかと半ば諦めて生活を日々行っています」と続け、実家へ留まり続けなければいけない必要性と、結婚への諦めを打ち明けました。
 

周囲から「楽だね」「甘えてる」などと勘違いされる

一方、実家暮らしで苦労していることについては「母親が持病があり介護をしているため、いろいろ自由にならずに面倒くさい」と明かしました。

また、地元での実家暮らしならではの問題もあるよう。「結婚しないで実家暮らしというと、まわりから楽だねとか甘えてるとか勘違いされるから、実家暮らしと言いたくないし差別があるとすごく感じる」と胸の内を打ち明けました。

母親の介護をしなければならないため実家で生活を送っているものの、周囲の目線や考えとのギャップにストレスを感じているようです。

そのほかにも、実家暮らしをする上でお金に関する悩みについては「介護がある場合、医療費やさまざまな金銭面がかかる。実家だが介護があるから金銭面に楽ではないし、生活苦である」と、実家ながら、経済的にも余裕がないことを告白しました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:鎌田 弘 プロフィール
ニュース記事を中心に執筆中のライター。IT企業のメディア担当を経て現在に至る。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は2年。
 
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