日本トレンドリサーチとロゴスホームは共同で、全国の男女1000人を対象に「アニメに登場する住みたい家」についてアンケートを実施しました。どの家がランキング上位に選ばれたのか、調査結果を紹介します。調査は2023年9月7~11日にかけて実施されています。
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2位:のび太の家
2位は『ドラえもん』(テレビ朝日系)に登場する『のび太の家』です。
アニメの原作である『ドラえもん』は1969年(昭和44年)から小学館の雑誌で連載された漫画で、作者は藤子・F・不二雄さん。22世紀の未来からやってきた猫型ロボット・ドラえもんと、勉強やスポーツが苦手な・野比のび太が繰り広げるさまざまな出来事が、ユーモアたっぷりに描かれています。
ストーリーに登場する「のび太の家」の家があるのは、「東京都練馬区月見台すすきヶ原」という架空の住所。2階建ての戸建て住宅で、道路に面した玄関側は、両側がブロック塀でふさがれた通路のような形状をしています。当初の間取りは、2階にのび太の勉強部屋と、おばあさんの部屋がある5DKでした。2005年以降は新しい設定に代わり、2階がのび太の勉強部屋のみ、1階に居間を兼ねた両親の部屋、応接室、ダイニングキッチンがある3DKになりました。
アンケート回答者からは、「二階建て、庭付きだから(10代男性)」「のび太の部屋の窓からあの景色を眺めたい(40代女性)」「タイムマシンがあるから(30代男性)」「広々とした家で楽しそうな雰囲気(60代女性)」「庶民的なのに、広い家な感じがするから(20代男性)」などのコメントが寄せられました。
1位:サザエさんの家
1位は『サザエさん』(フジテレビ系)に登場する『サザエさんの家』です。
原作となる『サザエさん』は長谷川町子さんによる作品で、新聞の4コマ漫画としてスタートしました。連載がスタートしたのは1946年、現在も続くテレビ放映が始まったのは1969年です。新聞に掲載される4コマ漫画発祥ということもあり、その時代背景がさりげなく描かれているのが人気の理由かもしれません。
ストーリーに登場する「サザエさんの家」の家があるのは、「東京都世田谷区桜新町あさひが丘3丁目」という架空の住所。間取りはダイニングキッチンに居間、波平とフネの部屋、マスオとサザエ、タラちゃんの部屋、カツオとワカメの部屋という、家族7人と猫1匹が3世代で暮らす5DKの平屋です。アニメ『サザエさん』では庶民的な暮らしが描かれていますが、磯野家は世田谷区で5DKの庭付き平屋を所有するリッチな家族です。
アンケート回答者からは「意外と東京の一等地で広いだろうから(40代男性)」「平屋だが部屋数があり庭がありで住みやすそうだから(20代女性)」「今ではあまりない、昭和風な家だから(50代男性)」「昭和の間取りで懐かしいから(50代女性)」「広くて住みやすそう(10代男性)」などのコメントが寄せられました。
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※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:サイトウイサム(ナレッジ・リンクス編集部)
トレンドに敏感なWebライターを自称するフリーランス。ネットサーフィンが趣味で、芸能ネタが大好き。「話題のスイーツは必ず食す!」がモットー。