そんな防災月間に、非常用アイテムの見直しをしてみませんか。実は、生活雑貨ブランド・無印良品には防災グッズとしておすすめしたい商品がたくさんあります。
今回は無印良品で勤務歴のある筆者が「LED懐中電灯 大」(税込2990円)をご紹介します。
まるでオブジェ!? なシンプル懐中電灯
無印良品の家具・家電の中でも、比較的ひっそりとした印象があるのが照明類のコーナー。そんな中でも問い合わせが多かったのがこの「LED懐中電灯」でした。シンプルなデザインは変わらず、高さ15.7センチのコンパクトな「小」と、高さ18.9センチの「大」の2種類が展開されています。筆者のおすすめは「大」。無印良品の「LED懐中電灯 大」は、防災時に役立つポイントがギュッと詰まった“隠れ名品”なんです!
電池の種類を選ばないので非常時にも安心
1つ目のポイントは「最低1本の電池で動く機動力」。いざ懐中電灯を使用したとき「あれ、電池がない……」と焦った経験はありませんか。さらに、電池を補充しようとしても必要な種類の電池がなく使えないとなると、災害時に大いに困ってしまうはず。無印良品の「LED懐中電灯 大」の電池部分は写真のようになっています。単3乾電池と単4乾電池を最大2本ずつセットする仕組み。そして、どれか1本でも点灯するようになっているのです。もちろん使用する乾電池が多いほど明るくなりますが、乾電池が切れていてもテレビのリモコンや電動歯ブラシなどから取り出せば最低限の照明を確保できます。
2つ目のポイントは「手元を照らしても、間接照明としても使える設計」。もちろん、手元の確認用としても、テーブルや地面に置く間接照明としても使用可能です。半透明のシェードが光を程よく通して、心がホッとするような明かりでいてくれます。
また、電池を入れる部分にひもをかけられるようにもなっており、少し高いところからつるすこともできます。さまざまな形にチェンジしてくれる、心強い味方になること間違いなし!
玄関に置いてもオシャレな存在感
そして最後のポイントは「インテリアになじむデザイン」。万が一のため、懐中電灯は分かりやすい場所に置いておきたいもの。しかし、ゴツくて大きい懐中電灯は部屋の中で浮いてしまいがちです。そんな懐中電灯のイメージを払拭(ふっしょく)するシンプルな無印良品の「LED懐中電灯」は、玄関に置いてもスッとなじんでくれます。懐中電灯の定位置を決められない人にもおすすめの一品。ぜひ店頭で、チェックしてみてくださいね。
この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。無印良品のイチオシ商品は「全粒粉ビスケット」。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。