無印の隠れた名品「袖口が長い軍手」が重宝できる理由って? 災害時の心強い味方に【元社員おすすめ】

衣服雑貨や食品はもちろん、大型家具から家電までそろうブランド・無印良品。今回は無印良品で勤務歴のある筆者が、無印良品で発売中の商品から防災グッズにおすすめなアイテムを解説しました!

「袖口が長い軍手」が災害時にも心強い味方に
「袖口が長い軍手」が災害時にも心強い味方に
毎年9月は「防災月間」とされています。1923年9月1日に関東大震災が発生し、台風や大雨といった自然災害が起こりやすい時期であることから制定されました。

そんな防災月間に、非常用アイテムの見直しをしてみませんか。実は、生活雑貨ブランド・無印良品には防災グッズとしておすすめしたい商品がたくさんあります。

今回は無印良品で勤務歴のある筆者が「袖口が長い軍手」(税込199円)をご紹介します。
 

袖口が長い“だけ”の軍手が防災用品におすすめなワケ

(左)市販の軍手(右)無印良品「袖口が長い軍手」
(左)市販の軍手(右)無印良品「袖口が長い軍手」
無印良品の「袖口が長い軍手」は、もともとセット販売されている“いつものもしもセット”シリーズの内容物として登場しました。お客さまから「軍手を単体で購入したい!」という声が上がったのもあり、後から単体で販売されるようになったのです。

長めのリブ部分で手首の上までカバーしているため庭仕事やDIYの時などに愛用されているとのこと。実際に身につけて比較してみました。
 

体温を逃がさず守ってくれて、「冷え・ケガ対策」に最適

市販の軍手をつけた様子
市販の軍手をつけた様子
「袖の長い軍手」をつけた様子。長さの違いがよくわかる!
「袖口の長い軍手」をつけた様子。長さの違いがよく分かる!
少し生成りがかった色味の生地は、再生綿を約40%使用しています。目を詰めて編み立てられており、着脱しやすい程度に柔らかく、つけ心地もバツグンです。女性の私でも指先が余ることなく、やや小さめに調整されているようです。

一方、市販の軍手の方がやや締め付け具合は強く、脱げてしまう心配こそありませんでしたが、長時間使用するのであれば「袖口の長い軍手」に軍配が上がるでしょう。安心が増すのはもちろん、暖をとれないときには手首を覆い、冷えないための対策やケガを防ぐことにもつながります。
 

1人1つ常備しておくと安心

家族の分もあわせて、非常用袋にいれておきたい
家族の分もあわせて、非常用袋にいれておきたい
軍手をつけていると頻発する手首のムズ痒さが苦手な人に、特におすすめしたい無印良品の「袖口の長い軍手」。ささやかですが心強い備えとして、家族の分もあわせて用意しておきたいものです。

この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。無印良品のイチオシ商品は「全粒粉ビスケット」。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。
 
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