毎日iPhoneを使っている人の中には、バッテリーの減りが早くなり困っている人も多いのではないでしょうか。iPhoneのバッテリー劣化を抑えるためのコツを、「All About」携帯電話・スマートフォンガイドの佐野正弘が解説します。
(今回の質問)
iPhoneのバッテリー劣化を抑えるコツは?
(回答)
充電しすぎないこと。バッテリー残量100%まで充電するのにこだわったり、充電したままiPhoneを使ったりするのはやめたほうがいいでしょう。
「充電しながらゲーム」は電池に負荷がかかるのでやめたほうがいい
バッテリー残量を常に100%にしておきたい、という人もいるかもしれませんが、充電しすぎると電池に負荷がかかる可能性が大きくなります。バッテリー劣化を抑えたい場合は、できれば残量が100%になる前に充電をやめ、ケーブルを抜くようにしましょう。
つい充電しながらゲームなどをしてしまう人も多いと思いますが、こういった使い方もバッテリーに負荷がかかりますのでおすすめできません。
睡眠中の充電は気にしなくてOK
では、長時間iPhoneの様子を確認できない「睡眠中」はどのように充電すればいいのでしょうか?
iOS 13以降では、iPhoneになるべくバッテリーに負荷をかけないような充電の仕組みが備わっています(「バッテリー充電の最適化」)。この機能がオンになっている限り、起きる頃に残量100%に到達するよう、徐々に充電してくれるのです。従って、睡眠中はあまり充電の仕方を気にする必要はないと思います。
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この記事の筆者:佐野 正弘
エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手掛けた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在は業界動向から、スマートフォン、アプリ、カルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手掛ける。
エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手掛けた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在は業界動向から、スマートフォン、アプリ、カルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手掛ける。