『ハヤブサ消防団』第7話 伏線“紫のスカーフ”に鳥肌! 教団信者はずっと前からハヤブサを狙っていた?

8月31日に放送されたドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)第7話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:『ハヤブサ消防団』公式サイト)

中村倫也さん主演のドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)。8月13日に放送された第7話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

ハヤブサ消防団
画像出典:テレビ朝日系『ハヤブサ消防団』公式サイト

 

第7話のあらすじ

最新作の書籍化を記念して行われるサイン会のため上京したミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)。それに合わせてハヤブサ消防団のメンバーである藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)も東京観光へ。

都会に大はしゃぎする一同でしたが、食事の席で太郎はついに、ハヤブサで起きた一連の放火事件の犯人を明かします。太郎が推理によって突き止めた放火犯は徳田省吾。太陽光パネル営業マンの真鍋明光(古川雄大)と共犯だとしたら理由は何なのか、そして山原浩喜(一ノ瀬ワタル)殺害に関わっているのか――。省吾は太郎の問いに肯定も否定もせず、全てはハヤブサに帰ってから話すと言ってその場から去ります。

翌日、出版社で担当編集者・中山田洋(山本耕史)と一緒にいた太郎は、勘介からの連絡を受けて絶句。省吾が遺体となって川から発見されたのです。自殺か否かも分からないまま警察で省吾の遺体を確認した消防団メンバーらは、悲しみを胸にハヤブサへ戻ります。しかし、ハヤブサ駅を出た一同の目には、いつもとは違う景色が広がっていました。

平日の昼間にもかかわらず多くの人でにぎわう駅前。住民の畑では若者たちが農作業の手伝いをしていました。明らかに観光客とは思えない人々を不審に思いながら行きつけの居酒屋「サンカク」へ行くと、普段からはあり得ないほどの満席具合。太郎は彼らが皆持っている紫色のスカーフから、かつて世間を震撼(しんかん)させた新興宗教団体「アビゲイル騎士団」の元信者ではないかと気付き――。

 

ハヤブサ消防団
画像出典:テレビ朝日系『ハヤブサ消防団』公式サイト

 

アビゲイル騎士団はずっとハヤブサに目をつけていた!?

ラストでは、太郎と交際する映像ディレクターで元アビゲイル騎士団信者の立木彩(川口春奈)が、アビゲイル騎士団の顧問弁護士・杉森登(浜田信也)と再会しているシーンも。さらに、太郎の父が遺したアルバムにあった写真の女性・山原展子(小林涼子)とアビゲイル騎士団のつながりも示唆されました。

X(Twitter)では、「怖い、ハヤブサがアビゲイル信者でいっぱいになってしまう」「宗教団体に過疎町が乗っ取られる怖さがジワジワ来る。気づかない間に土地が買い占められ丸ごと教団村になるってありそう」「省吾さんの使命は放火して土地を奪えるようにすること。なら彩さんの使命は太郎くんを取り込んでアビゲイルの広告塔にすること?」などのコメントが寄せられています。

また、太郎たちがハヤブサに帰る前までのシーンでも、よく見ると教団の象徴と思しき“紫”のスカーフや洋服、紙袋などを身につけている人物が散見されることに気付いた視聴者から、「よく見たら東京観光のシーン、所々に紫のもの身につけた人いるじゃん!こわ!」「真鍋さんのネクタイずっと紫だった…」「2話の町長のシャツも紫やね…」「見返せば見返すほど鳥肌」などのコメントが飛び出しています。

次回からいよいよ最終章に突入。多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚き混乱しながらも、彩の家へと急ぐ太郎。しかし現れたのは、アビゲイル騎士団の後継団体「聖母アビゲイル騎士団」の弁護士・杉森と「ルミナスソーラー」の真鍋。続々と信者がハヤブサに浸食し危機感を募らせる消防団。そんな中、太郎の家に突然、謎の白髪女性・映子(村岡希美)が現れ――。散りばめられた数々の謎がつながっていく中、根底にどんな真相が隠されているのか注目です。
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

 

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