「仙台育英」(宮城)の須江航監督が絶大な信頼を寄せる3年エース・高橋煌稀投手(「高」ははしごだか)、最速147キロのストレートや高速スライダーで快投を見せた「沖縄尚学」(沖縄)3年・東恩納蒼投手、チェンジアップを得意とする「日大三」(西東京)3年・安田虎汰郎投手ら、甲子園で活躍した投手陣が、31日から台湾で開催されるU-18ベースボールワールドカップ高校日本代表メンバーにも選ばれ、世界での活躍が期待されています。
All About ニュース編集部は、8月24〜27日の期間、全国20〜70代の男女202人を対象に、「2023年夏の甲子園」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、2023年夏の甲子園で印象的だった「ピッチャー」ランキングを発表します。
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2位:湯田統真(仙台育英)
2位は、「仙台育英」3年・湯田統真投手。今大会では、どの試合でも150キロの球速をマーク。準々決勝の「花巻東」(岩手)戦では、今大会最速の151キロを記録しました。2022年に優勝も経験している湯田投手ですが、球速だけでなく、チェンジアップやカーブなどの変化球でも安定の投球を見せ、投手としての急速な成長を知らしめました。回答者からは、「プロ注目の150キロ以上の球速を持っている選手で凄い高校生だと思った(54歳女性)」「決勝では力を発揮できなかったものの完成度としては甲子園No.1投手だと思います(43歳男性)」「ピンチの中でもベストプレーを目指す根性に尊敬を覚えた(40歳女性)」「テレビで何度もハイライトを見て、考え方まですごいと思った(35歳女性)」「敗戦後も涙も見せず『精一杯やり遂げた』感が出ていて、素晴らししいと思いました(67歳男性)」などのコメントが寄せられました。
1位:小宅雅己(慶應義塾)
1位は、「慶應義塾」(神奈川)2年・小宅雅己投手。先発を任された準決勝、「土浦日大」(茨城)戦では、チーム初完投。さらに打者としても先制点を叩き出し、最大の注目を集めました。140キロを超える球速と回転数の多い伸びのあるストレートを武器に、土浦日大の強力打線を相手に完封勝利を収めました。回答者からは、「ストレートの伸びとコントロールが印象的でした(34歳男性)」「安定したピッチングで準決勝と決勝の両方とも無失点で抑えた所(43歳男性)」「決勝戦での抑えが印象的だった(29歳女性)」「まだ2年生とは思えないすばらしい投手。特にストレートがすばらしい。球速としては140から144の球速帯である。スピードも申し分ないが、カウントを取りに行く場面でも外角低めをきっちり制球し、さらには勝負所では相手のインコースをつける度胸満点のピッチングをし慶応義塾を優勝に導いた(27歳男性)」などのコメントが寄せられました。
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。