【日向坂46・齊藤京子】歌唱力、バラエティ力を持ち合わせた“ハイスペ”アイドル! ファンを魅了する理由は?

アイドルグループ・日向坂46のメンバーとして活躍している齊藤京子さん。個人でもバラエティ番組への出演が急激に増え、いま最も注目を集めているアイドルです。この記事では、元テレビ局スタッフの筆者が、齊藤さんの魅力を解き明かします。(サムネイル画像出典:齊藤京子さん公式Instagramより)

アイドル離れした歌唱力でファンを魅了! ソロライブも開催

かわいいのにバラエティスキルが高く、アイドル以外の仕事も順調に獲得する齊藤さん。日向坂46の人気を底上げしているメンバーですが、最も注目すべきはその歌唱力です。アイドル離れしているという表現がピッタリで、魅惑の低音ボイスを聞かせてファンを増やしています。
 
グループでは、レベルの高い歌唱力で楽曲の魅力を底上げし、8枚目のシングル『月と星が踊るMidnight』にて自身初の表題曲センターを担当。スピード感があり音程を取るのが難しい楽曲ですが、齊藤さんの魅力的な歌声が生かされることになります。

さらに、ファンを驚かせたのは、ソロ歌手としての活動です。2023年5月21日には、ソロライブ『MTV Unplugged Presents: Kyoko Saito from Hinatazaka46』を神奈川・ぴあアリーナMMで開催。自分で考案したセットリストを持ち寄り、村下孝蔵さんの『初恋』から、緑黄色社会の『幸せ』、椎名林檎さんの『本能』など多種多様な楽曲を見事にカバーしました。そこには、アイドル・齊藤京子ではなく、1人のアーティストの姿がありました。
 

『THE FIRST TAKE』や『千鳥の鬼レンチャン』でさらなる注目を集める


齊藤さんは2022年5月にソロでYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場し、グループの7枚目のシングル『僕なんか』を披露しています。その際も、声量があり透き通る独自の歌声を聞かせて音楽好きの視聴者も驚かせていました。もともと昭和歌謡が好きで、中森明菜さんや山口百恵さんを目標の歌手に掲げている齊藤さん。アイドルながら、どこか哀愁のある歌を披露できるのも、そういった音楽の守備範囲の広さが関係しているのでしょう。

こういった特性はバラエティ番組でも生かされ、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で「千鳥の鬼レンチャン~サビだけカラオケ タッグモード大会~」にメンバーの富田鈴花さんと共に出演。惜しくも“10連チャン”は逃しましたが、出演者も驚くほどの歌声を響かせたことで、今後も歌を取り扱うバラエティ番組への出演は増えていくことでしょう。
 

モデル、俳優など多ジャンルでの活躍に今後も期待

ここまで紹介したほかにも、ファッション誌『ar』(主婦と生活社)などでモデルとしても活躍し、同性からの人気もしっかりと獲得。また、個人での活動も多くなっていますが、グループでは後輩たちからも信頼され、天然キャラでありながらも安定感を持っています。
 
テレビ朝日系の土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』で自身初のドラマ単独主演を担当することが決定しました。齊藤さんが演じるのは、毒親に育てられ「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいるスーパーの店員・捻木深愛。かつてない“パラサイト不倫”をテーマにした作品で、齊藤さんの熱演に注目が集まりそうです。

2023年、さらなる大ブレークのチャンスを迎えそうな齊藤さんは、そのバラエティ力、歌唱力などを武器に独自の道を切り開いていくことでしょう。

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この記事の筆者:ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
 
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