天海祐希さんはこれまでにさまざまなドラマに出演し、弁護士、シェフ、刑事、社長、教師、医者などを演じてきました。視聴者が天海祐希さんがハマり役だったと思うドラマは何でしょうか。
All About ニュース編集部は8月3～17日、全国245人を対象に天海祐希さんに関するアンケート調査を実施。その中から今回は、天海祐希さんがハマり役だったと思うドラマランキングを紹介します。
2位『BOSS』シリーズ（2009年、2011年）
2位に選ばれたのは、2009年、2011年に放送の『BOSS』シリーズ（フジテレビ系）でした。本作で天海さんが演じる役は特別犯罪対策室室長・大澤絵里子。彼女は美しい容姿でありながらも知的で、仕事熱心、そして仲間思いです。
大澤のこれらの特徴は天海さん自身にも重なる部分があります。本作でのファッショナブルなスーツや茶髪のロングヘアといった華やかな装いも天海さんの魅力を引き立てています。また、イケメン参事官・野立信次郎（竹野内豊）と大澤の並びは絵になるほか、気の置けない関係（？）にある2人の掛け合いのシーンも見どころです。
回答者からは「かっこ良くキャリアウーマン的な感じが素敵」（岐阜県／30代女性）、「刑事ドラマの中でも稀有な女性上司として捜査にあたるドラマを、面白さも含めて形作ったため」（千葉県／40代男性）、「女性刑事ドラマの金字塔で、天海さんの代表作になったからです」（千葉県／30代女性）などの声が聞かれました。
1位『女王の教室』（2005年）
1位には、2005年放送の『女王の教室』（日本テレビ系）が選ばれました！ 天海さんは本作において6年3組の担任・阿久津真矢を演じました。作中ではほとんど笑顔を見せることはなく、児童を厳しく指導します。
阿久津のセリフには子どもたちに社会の不公平や理不尽を教え解く厳しい言葉が多々ありますが、こうした言葉も清く正しく美しく生きている”天海祐希”というフィルターを通して耳にするからこその説得力があります。
第3話では、阿久津は創作ダンスの授業でダンスを披露し、児童を魅了すると同時に彼女の不可解さを深めました。わずか数十秒のシーンがここまで印象的に仕上がったのも、天海さんのダンス力やスターとしてのオーラがあるからです。
回答者からは「凛々しい姿がかっこいい。演技に引き込まれる」（静岡県／20代男性）、「放送当時小学生か中学生だったけど、演技に迫力があってかなりすごく怖かった」（富山県／30代男性）、「かっこ良い女性」（神奈川県／30代女性）などの声が聞かれました。
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この記事の筆者：西田梨紗
白百合女子大学（院）卒業。簡素独立の生活を湖畔で営んだヘンリー・D・ソローを中心に19世紀半ばのアメリカにおけるシンプルライフや個の時代、社会的格差などについて研究を行っている。あわせて同時代における女子教育や女性の権利獲得についても関心を抱く。これらの学びを生かして現代社会におけるおひとりさまや女性のライフスタイルについてマネーと掛け合わせた記事を執筆している。天海祐希さんの大ファンで天海さんに関する記事も執筆。
