8月6日の「土浦日大」(茨城)と「上田西」(長野)の第1試合を皮切りに、“事実上の決勝戦”と注目を集めた優勝校同士の対決「3回戦 仙台育英×履正社」、「沖縄尚学」(沖縄)の最速147キロエース・東恩納蒼投手(3年)を強力打線が打ち破った「準々決勝 慶應義塾×沖縄尚学」など、2023年夏の甲子園も数多くの名試合がありました。
All About ニュース編集部は、8月24〜27日の期間、全国20〜70代の男女202人を対象に、「2023年夏の甲子園」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、「2023年夏の甲子園」で印象的だった試合ランキングを発表します。
>5位までの全ランキング結果
2位:準々決勝 仙台育英×花巻東
2位は、準々決勝の「仙台育英×花巻東」。史上初のベスト8に3校が残るという快挙を成し遂げた東北勢。準々決勝は、2連覇を狙う「仙台育英」と大谷翔平選手の母校としても注目を集めた「花巻東」との東北対決に。仙台育英が0対9と大きく引き離して迎えた9回裏、花巻東の高校生最強スラッガー・佐々木麟太郎選手まで皆でつないだドラマのような展開に観客全員が息を呑みました。回答者からは、「花巻東の9回裏の攻撃に感動したから」(39歳女性/長野県在住)、「最終回に佐々木選手に打席が回ると思わなかった」(28歳男性/福岡県在住)、「花巻東の最終回の追い上げには感動した」(61歳男性/福岡県在住)、「東北対決、決勝で見たかったけれどとても良い試合だった」(38歳女性/東京都在住)、「花巻東に話題の強打者がいたからです。できれば決勝戦で見たい一戦でした」(61歳男性/奈良県在住)などのコメントが寄せられました。
1位:決勝 慶應義塾×仙台育英
1位は、決勝の「慶應義塾×仙台育英」でした。春の選抜2回戦で延長10回タイブレークののち、2対1で仙台育英がサヨナラ勝ちした因縁の対決が、夏の甲子園の決勝という大舞台で繰り広げられるとは、誰が予想できたでしょうか。慶應の1番・丸田湊斗選手の先頭打者ホームランという劇的な幕開けに始まった激闘を制し、慶應が107年ぶり2度目の優勝を果たしました。回答者からは、「慶応義塾が勝つなら接戦しかないと思っていたのであそこまで差がつくとはビックリしました」(43歳男性/埼玉県在住)、「決勝戦まで上がってきた慶応が仙台育英をリードしたまま試合が終わる展開が想定外すぎて驚いてしまった」(44歳男性/東京都在住)、「点差は開きましたが、内容は互角の試合だった」(63歳男性/千葉県在住)、「2校ともエンジョイベースボールを体現していてとても気持ちがよい試合であった」(30歳男性/神奈川県在住)、「良くも悪くも世間が注目し話題になった」(23歳男性/静岡県在住)などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
>次のページ:5位までの全ランキング結果を見る
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。