All About ニュース編集部は8月3~17日の期間、全国の10~70代の男女318人を対象とした「虫対策」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から「家に出ても許せる虫」ランキングの結果を紹介します。
また、今回のアンケートでは「家に虫が出るのを許せますか?」という項目を用意し、「許せる」「許せない」「どちらともいえない」の3択で調査しました。この項目についても回答結果を紹介します。
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およそ1割が「家に虫が出ても許せる」
最初に「家に虫が出るのを許せますか?」のアンケート結果を紹介します。「許せる」は9%、「許せない」は70%、「どちらともいえない」は21%という結果でした。
およそ1割の人が、虫が自宅に出現しても平気、気にしないと思っているようです。一方で、7割は「自宅に虫が出るのを許せない」という回答があり、虫が出てきたらすぐに対策を施したいと思っている人がいます。
この結果を踏まえて、「家の中に出ても許せる虫はどれですか?」という項目ではどのような回答があったのでしょうか?
3位:ハエトリグモ
第3位は「ハエトリグモ」でした。
ハエトリグモが許せると思われる理由に「ハエを捕食して食べてくれる」ことが考えられるようです。家にいるハエなどの小さな害虫を食べてくれることから「益虫」と呼ばれることもあります。
アンケートでは、「家にいることによって余計な羽虫を処理してくれるから」(東京都/40代男性)、「虫を取ってくれるから またこちらに害がないため」(東京都/30代男性)、「外に逃がしやすそうで、嫌いな虫では無いから」(北海道/30代女性)などの声が寄せられました。
2位:テントウムシ
第2位は「テントウムシ」でした。同じテントウムシに分類されても、害虫となるのもあれば益虫となる種類もあります。肉食の「ナナホシテントウ」や「ナミテントウ」などは、野菜の樹液を吸って加害する「アブラムシ」を食べてくれる益虫とたたえられることがあります。そのため、テントウムシは一概に悪者とは決められないでしょう。
アンケートでは、「見た目も気持ち悪くないですし、害を及ぼしたりもしないので」(茨城県/50代女性)、「かわいいから」(大阪府/50代女性)、「幸運のシンボルと言われていて家に入ってきたらラッキーという言い伝えがあるから」(大阪府/40代女性)などと、見た目で判断しているというコメントが寄せられています。
1位:許せる虫はいない
回答数で第1位となったのは「許せる虫はいない」でした。具体的な虫の名前ではなく、とにもかくにも虫が自宅に存在したら嫌だ、という意思が表れています。アンケートでは「小さなアリやコバエでも同じ空間にいること自体が不快であるから」(茨城県/40代男性)、「生活空間に虫は必要ないから」(東京都/50代男性)と、虫に対する拒絶反応を示すコメントが寄せられています。
※回答者コメントは原文ママです
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この記事の筆者:長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期に未経験でライター業を開始。日常系アニメと車好き。女性声優さんにも関心をもち個人的にイベントへ参加している。現在の所有車はスズキ ワゴンR(MH95S)。各地のアニメ作品の舞台となった場所を聖地巡礼すべくドライブに出かける。