SNS総フォロワー数1200万人超の韓国女性DJ、音楽フェスでの性被害に主催者が声明発表「民事及び刑事の法的措置を取る」

SNSで人気を博す韓国の女性アーディスト・DJ SODAさんが、音楽フェス「MUSIC CIRCUS'23」で受けた性被害を訴え、波紋が広がっています。そんな中、主催者側も本件について声明を発表しました。(サムネイル画像出典:DJ SODAさんのXより)

InstagramとTikTokのフォロワー数は500万人を超え、YouTubeチャンネルも170万人を超える人気を博す、韓国の女性アーティスト・DJ SODAさんが8月14日、自身のX(旧Twitter)を更新。出演した音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS'23」で受けた性被害について声を上げました。
 

【実際の投稿:DJ SODA、音楽フェスでの性被害受け「凄く悲しい」】
 

「私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」

DJ SODAさんはXで、「日本の大阪ミュージックサーカスフェスティバルで公演を終えましたがその時に凄く悲しい出来事がありました。ファンの方々ともっと近くで楽しんでもらうために、私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」と被害を訴えました。
 

続けて別投稿で、「あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています」「一方で私を見て泣いて喜んでくれて好きと伝えてくれる素敵なファンの方々もいて、一旦最後までやりきろうと最大限平気なふりを頑張りました」と、吐露。「DJをしてから10年立ちます(※原文ママ)が公演中にこんなことをされたことは人生で初めて」「男たちだけが私の胸を触ったのではありません。この女も笑いながら私の胸を掴みました 私はとても不愉快でしたが、平気なふりをしながら公演を続けるしかありませんでした」など連続してポストし、男性客だけでなく、女性客からも被害を受けていたことを明かしています。
 

この投稿は大きな話題を呼び、「私がDJSODAさんの立場だったら怖くて立ち直れないかもしれない」「ひどすぎる…」「会場のセキュリティ、もっと強化すべき」「マナー悪すぎ」「日本の恥」など、さまざまな声が上がりました。
 

露出の多い衣装についても言及

一方で、DJ SODAさんの露出の多い衣装について言及する声も上がり、これに対しDJ SODAさんは同日、「私がどんな服を着いたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない」「私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない」「ウォーターフェスティバルで露出している服を着る事が間違っているの?」と相次いでポストしました。
 

イベント主催者「法的措置を取る」と声明発表

一連の騒動を受け同イベントを主催したTryHard Japanは15日、XやInstagramのほかイベントの公式Webサイトで通じて、「このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにいきません」「このような卑劣な犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存」と声明を発表。
 

さらに、「犯行行為に及んだ方は、すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」「主催者として遺憾の意を表明します」とつづり、事実関係を調査の上、「再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。

 
 


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