2023年のお盆期間は8月13~15日ですが、直前の3連休なども合わせて11~16日の6日間休暇になる人もいるのではないでしょうか。その間、旅行や帰省などで家を離れる人も多くいることでしょう。もしメルカリに出品するならば、留守の間の対応もしっかりしたいところ。この記事でお盆期間中にメルカリを利用する場合の注意点や解決策を紹介していきます。
メルカリ出品は、休みなく続いている
メルカリは一度出品をすると、出品者が出品取り消しを行わない限りずっと出品が続きます(規約違反をすると削除されることもあります)。出品者がお盆休みに入っても変わりません。当然ながらお盆期間中にもメルカリは利用されていますから、家を留守にするならば、それを前提にした商品説明や商品名にしたほうが良いでしょう。
対応が遅れてしまうとクレームに
特に注意したいのは、お盆休みで出品者の対応が遅れてしまうことです。メルカリをしばらく見なくなると、出品中の商品にコメントが入っても、返事が数日後になる、あるいは無視してしまった状態になってしまいます。
コメントなしで購入された場合、気が付かずに発送が遅れてしまうかもしれません。購入者側は商品説明に記載がなければ取引がスムーズに行われると思っていますから、トラブルになってしまう可能性も。以下では、出品者の対応で注意したいことを解説します。
出品者側の注意点、商品説明に記載したいこと
■留守にするため発送が遅れることお盆休み中に家を留守にする場合、購入後にすぐに発送ができない可能性があります。もし長期間外出予定があるならば、その対応もしっかりしておきましょう。
例えば発送までの日数を「4〜7日」に設定する、商品説明に「お盆休みのため、発送が遅くなります」と書くのも良いでしょう。商品名に「8月11〜16日発送できません」と書いておくと目立つので、購入する側も把握しやすくなります。
出品者としては「世間的にお盆休みだし」と思うかもしれませんが、購入する側は出品者の事情は分かりません。いつもと同じように購入した後で、発送が8月16日以降ですと言われてしまうと、予定がずれてしまうこともあるのです。そうなるとキャンセルになる可能性もあります。
キャンセルの場合、互いに評価はできないのでマイナス評価は付かないですが、メルカリから警告を受けることもあります。
■質問に答えられない場合もあること
出品者が家を留守にすると、商品への質問が来た時に回答ができなくなる可能性があります。最もしてはいけないのは、コメントを無視することです。質問内容は他のユーザーからも見えるので、出品者が何も回答していないと「無視する出品者」として、悪い印象になります。そのため前もって質問への返事が遅くなることがあると明記しておきましょう。質問がきたときに「外出しているので、帰宅後に確認します」と返事をしておくのも1つの方法です。
購入者側の注意点、受け取り評価が遅くなることも伝えておきたい
お盆休みで留守にして不都合が生じるのは出品者だけではありません。購入者も商品の受取や確認が遅くなる場合もあります。留守中に商品が届いた場合、すぐに受取評価ができないので、購入時にはその旨を出品者に伝えておくと安心です。そうしないと、受取評価が遅かったという理由でマイナス評価をつけられることがあるからです。受取評価がされないと出品者には売上金が入りません。
長期間家を留守にする可能性があるお盆休み中は、メルカリの取引もある程度遅れることがあることを見越した対応が必要になりそうです。何も連絡がないことで相手が不安になったり、苛立ちを与えてしまったりするので、とにかく事前に連絡するよう心がけましょう。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。