『最高の教師』第3話 「ちゃんとハブってください!」土下座で突きつける三行半に「斬新」「スカっとする」の声

7月28日に放送された『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)第3話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』公式サイト)。

松岡茉優さん主演のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)。7月28日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

最高の教師
画像出典:日本テレビ系『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』公式サイト

 

第3話のあらすじ

「九条里奈を殺害する」――3年D組の黒板に書かれた里奈(松岡茉優)への殺害予告。犯人は一体誰なのか? 学校内が騒然となる中、D組の面々は相楽(加藤清史郎)たちを疑うも、相良は否定。里奈は犯行の様相から工学研究会所属の眉村(福崎那由他)、日暮(萩原護)の犯行と推察します。
 

眉村と日暮は、里奈が教室に監視カメラを仕掛けたせいで工学研究会の部室を相良たちにのっとられ、研究ができずにいました。現状を変えたいけれど「僕たちなんかが声をあげても聞いてもらえない」と自分を卑下し、誰かに何かをしてもらおうと逃げ腰な2人。里奈は「現状を変えたいなら何でもする」と語りかけます。
 

そんな中、相良たちは里奈の担任はく奪の嘆願書を取りまとめ、阿久津(藤﨑ゆみあ)、東風谷(當真あみ)に職員室へ届けさせます。自宅謹慎を言い渡された里奈は、鵜久森(芦田愛菜)を信頼する味方として「頼る」と宣言。鵜久森は勇気を抱き、阿久津と東風谷の元へ。一方、里奈は眉村と日暮の元を訪ね、「共犯になりに来ました」と話し始めます。
 

自分を傷つけ、ないがしろにする人間がそんなに大事なのか? 嫌われることが怖いのか? 自分や自分の大切な人に後ろめたく思ってまで、誰かに合わす必要なんてない。ただ単純に心のままを伝えればいい――。鵜久森は阿久津と東風谷に「友達になりたい」と伝え、里奈は眉村と日暮に「私とともに諦めることをやめる覚悟はありますか?」と共犯になることを提案。
 

鵜久森の説得により阿久津たちは担任変更の嘆願書を撤回。眉村と日暮は工学研究会の部室を守るため立ち上がり、相良に抵抗。「次の鵜久森確定」といじめ対象宣言をする相良に対し、「僕たちからもお願いがある」と不意に土下座をした眉村と日暮。「僕たちのことをちゃんとハブってください。関わらないでください」と、相良たちとの決別宣言するのでした。

 

最高の教師
画像出典:日本テレビ系『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』公式サイト

 

ハブられる側から突きつける三行半が爽快

ラストシーンでは、「“俺なんか”って自分を卑下しているやつに何を相談できるんだ?」と里奈の親友・夏穂(サーヤ)から叱咤され反省した夫・蓮(松下洸平)が、「これからは俺が里奈の辛いこと聞くから言ってほしい」と離婚の相談を撤回。離婚を切り出された理由を聞き理解できた里奈が、「私、今2周目の人生なんだ」と告白。蓮がどうリアクションするのか気になる展開に。
 

X(旧Twitter)では、「工学研究会の2人の土下座からのハブられる側からの三行半!スカッとするわー」「鬱展開のドラマかと思ったけど、毎回解決早くてスッキリ見れる」「九条蓮、完璧な旦那さんだぁ」「夫役の松下洸平が良すぎる」「生徒さんの演技も素晴らしいんだけど、どうしても九条夫婦のシーンが好き」「『俺なんかでよければ話聞く』って、自分を卑下して逃げ道作ってるの身につまされる」「好きでもない奴に嫌われても傷つく必要はない。それはそう」「今回の話は大人の私にも響く」などのコメントが寄せられています。
 

1周目の人生と違って離婚を回避し、次々と生徒に寄り添い問題を解決していく里奈。しかし、1周目と変わらず江波(本田仁美)が幼なじみから告白されると、里奈は彼女を呼び出し、カッターナイフでその幼なじみを刺すことになるという衝撃の未来を告げ――。友達という「居場所」を失うことを必要以上に怯える江波に、里奈がかける言葉とは? 「拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ」と題された第3話で語られる内容に期待です。
 

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第4話 8月5日放送予告

 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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