「定年後を考えると頭が痛い、考えないことにしている」世帯年収490万円・60代夫婦のリアルな家計実態

All About編集部が6月26~27日に実施した「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。今回は、埼玉県川口市に住む、60歳男性世帯の生活実態です。

物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。

All About編集部が6月26~27日に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。
 

世帯年収490万円の夫婦「定年を迎えたら生活は苦しくなりそう」

今回は、埼玉県川口市に住む、60歳男性世帯の生活実態です。

夫婦2人暮らしで、夫の年収340万円、妻の年収150万円。現在の生活について、「定年を迎えたら生活は苦しくなると思います。ただ借金が無い事と子どもへの仕送りがあと2年で終わるのでギリギリの生活でやっていけそうな感じです。ただし物価上昇や家賃が上がったらと考えると頭が痛いです」と話します。
 

家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?

■埼玉県川口市、60歳男性世帯の場合
年収:夫340万円、妻150万円
家賃:8万5000円
間取り:3LDK
食費:5万円
交際費:3万円
電気代:1万8000円
ガス代:1万5000円
水道代(2カ月での請求額):1万2000円
通信費:1万2000円
車:なし
その他:子どもへの仕送り3万円
貯蓄に回す金額:5万円

今後については「特に何も考えない事にしています」とコメント。生活のやりくりのポイントや節約術を聞くと、「風呂はここ20年以上お湯を溜めて入っていません。車は手放して自転車で行動しています」と教えてくれました。


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