出身地を公表することが多い芸能人ですが、俳優や歌手などは地元をアピールしないこともあります。実はあの人が自分と同じ県出身で驚いた、なんて経験もあるのでは。
All About編集部は6月12日~7月11日、全国10~60代の421人を対象に「栃木県出身の芸能人」に関するアンケート調査を実施。多くの人が、「栃木県出身」と聞いて驚いた芸能人は誰だったのでしょうか?
2位:山口智子
2位にランクインしたのは、俳優の山口智子さんです。短大在学中に芸能界デビューすると、雑誌などでモデルとして活躍。華やかなイメージのある山口さんは、栃木県栃木市の出身です。俳優としては、NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でデビュー。演技力が認められ、その後は『ダブル・キッチン』(TBS系)や、『29歳のクリスマス』『ロングバケーション』(ともにフジテレビ系)などで大ブレークします。
映画でも、『居酒屋ゆうれい』『undo』『スワロウテイル』など人気作に出演。スタジオジブリ製作の映画『崖の上のポニョ』には声優として参加しています。さまざまな活動をしていることでおなじみで、7月13日には「ツアーグランプリ2023」の表彰式で、「兼高かおる賞」を受賞。ライフワークの、世界を旅して音楽文化などを映像ライブラリーに収める「LISTEN.」プロジェクトの功績が認められました。トレンディドラマのイメージが強く、栃木県出身と結びつかなかった人が多いようです。
回答者からは、「あまり地元について語らなそうだから」(30代男性・東京都)、「平成バブル時代のトレンデイ女優のイメージから、都会出身のイメージがあった」(60代男性・神奈川県)、「訛りを感じない」(40代女性・茨城県)などの意見が寄せられました。
1位:大島優子
1位にランクインしたのは、俳優の大島優子さんです。子役として活動を開始し、2006年4月からはアイドルグループ「AKB48」の一員としてデビュー。そんな大島さんは栃木県下都賀郡壬生町の出身です。小学校卒業後に神奈川県から引っ越した経歴を持っているので、あまり栃木県出身のイメージがないようです。
AKB48を卒業後は本格的に俳優業を開始し、映画『紙の月』の演技が評価され、「第38回日本アカデミー賞」優秀助演女優賞などを受賞。その後も、『真田十勇士』『七人の秘書 THE MOVIE』などの映画作品、さらにドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)、『教場』(フジテレビ系)などにも出演します。
現在は、俳優の林遣都さんと結婚し、第1子を出産したばかり。仕事をセーブしていますが、ビューティー誌『& ROSY』8月号(宝島社)の表紙に登場して話題を集めました。
回答者からは、「訛りとか想像できない」(40代女性・東京都)、「AKB48にいたので勝手に東京都出身のイメージだった」(20代女性・神奈川県)、「子役から活動しているので、東京の人だと思っていたから」(20代女性・埼玉県)などの意見が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。