米津玄師、『君たちはどう生きるか』主題歌オファーの秘話を語る「涙が出ちゃいました」「胸がいっぱい」

シンガーソングライターの米津玄師さんは7月14日、自身のInstagramを更新。7月14日に公開された宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』の主題歌オファーについてのコメントを公開し、反響を呼んでいます(サムネイル画像出典:米津玄師さんの公式Instagram)。

シンガーソングライターの米津玄師さんは7月14日、自身のInstagramを更新。7月14日に公開された宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』の主題歌オファーについてのコメントを公開しました。
 

【実際の投稿:米津玄師、『君たちはどう生きるか』主題歌オファーの秘話を語る】
 

「ジブリ作品に米津玄師さんの曲が聴ける“今”に感謝」

米津さんは、映画のポスター画像とともに、「『君たちはどう生きるか』の主題歌として『地球儀』という曲を作らせてもらいました」と投稿。
 

「お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に『何故自分なのか』と困惑しました」「曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています」と、宮崎監督にオファーをもらった当時の心境をつづっています。
 

続けて、「この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした」など、『地球儀』制作の4年間を振り返るコメントも。
 

また、「小さな子供の頃から宮﨑さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます」など、宮崎駿監督に結びついた今までの軌跡を振り返りました。
 

最後は、「『地球儀』は『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください」と、宮崎駿監督へのメッセージで締めくくりました。
 

コメントでは「宮崎駿×米津玄師⁉」「これを読んでたら涙が出ちゃいました」「文章読んでたら胸がいっぱいで電車の中で涙する変な人になっています」「ジブリ作品に米津玄師さんの曲が聴ける“今”に感謝しています」「エンディングで流れる米津さんの透明な歌声に、心洗われました」と、すでに映画を観賞した人からも称賛の声が多数上がりました。
 

宮崎駿監督も米津さんへの感謝のコメントを公開!

7月14日の『君たちはどう生きるか』公開直後、スタジオジブリ公式Twitterは宮崎駿監督の直筆メッセージを公開。「米津玄師さん すばらしい音楽ありがとうございました」とつづり、米津さんへの感謝の気持ちを表しました。
 

ファンからは「宮崎駿と米津玄師、胸熱すぎる」「すごい人同士!」「大好きなジブリ作品の中で米津さんの曲を聴けるなんて こんな幸せないだろうな」「ゆめうつつで永遠に泣きます」など、予想できなかったタッグに歓喜の声が多数寄せられています。
 

 

>次ページ:米津玄師さんの他の投稿も見る

 
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