メルカリに「衛生面」で出品NGの商品、開封済みのマスクやオムツは大丈夫?

メルカリでは出品禁止物がいくつかありますが、衛生面でNGになっている物は何でしょうか?

メルカリの出品物で気になる衛生面。出品できないものは?

“ゴミ屋敷”にある物を片付けてメルカリに出品するという企画が、とあるテレビ番組で放送されていたことがありました。視聴者の中には「ちょっと不衛生なのでは?」と感じる人もいるようです。今回はメルカリにおいて衛生面で出品NGとなっている商品について解説していきます。
 

衛生面で出品禁止になっているもの

メルカリの出品禁止物の中には、衛生面で該当する物もあります。具体的には、「危険物や安全性に問題があるもの」として以下があります。

・使用期限切れの化粧品類
・開封済みの衛生用品


■使用期限切れの化粧品類について

化粧品を出品する場合には、使用期限に注意

化粧品の使用期限は容器などに書かれていないので分かりにくいかもしれませんが、資生堂が運営する総合美容サイト「ワタシプラス」の情報によると、日本の医薬品医療機器等法(旧題名:薬事法)では、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされています。そのため未開封の状態で、3年以内に購入したものであれば出品は可能となります。

一方で開封したものに関しては、ふたを開けた時の匂い、分離や変色をしていないかどうかなどをチェックして、購入した時と同じ状態であれば使うことができますから、メルカリへの出品も可能でしょう。

参考:資生堂ワタシプラス
化粧品には使用期限が書いてありません。なぜですか?
化粧品を開封した後は、どのくらいの期間使用できますか?
 

■開封済みの衛生商品について

開封した衛生商品は出品不可

開封済みの衛生商品は、例えば紙オムツや不織布マスクなどが挙げられます。未開封の状態であれば安全性に問題がないですが、開封すると汚れや菌が付着する可能性もありますから、出品するなら未開封の状態が鉄則になります。
 

安全面・衛生面で出品禁止になっている食品もある

メルカリでは安全面に不安があるため、食品に関しては厳しい決まりがあります。開封済みや、賞味期限が到着後1週間以内に切れるもの、要冷蔵のもの、生の食肉や魚介などは出品ができません。また出品者が自分で製造した食品についても、種類に応じて保健所からの許可が求められます。これらを守れない場合には、出品できないのが基本ルールです。
 

洋服の「汚れ」を衛生面からどう考える?

洋服も衛生面の考え方は、人それぞれ
化粧品や食品のように、メルカリでルールが決められているものもありますが、洋服の場合は「衛生面」での厳しい決まりはありません。出品者と購入者がどう考えるかで決まっていきます。

例えば袖口にほつれがあったり、襟元に汚れがあったりする洋服でも出品できます。それを買うかどうかは購入者次第。それが古着のアジと捉えれば、衛生面でも問題なさそうです。でも長期間タンスにしまってある洋服は、もしかしたらダニが発生しているかもしれませんから、保管期間が長いことなど商品説明に記載しておきましょう。あるいは1度洗濯をするなどの対策をするのも良さそうです。

メルカリでは安全面や衛生面を考えて、出品禁止になっているものもあります。しかし商品によってはユーザーの感覚に任されている場合もあるので、出品前には出品禁止物を確認しておきましょう。

長年放置されているものやメンテナンスがされていないものは、もしかしたら衛生面で問題があるかもしれません。少しでも不安を感じたら、トラブル防止のために出品しない選択肢もアリではないでしょうか。

 
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