メルカリが出品禁止物としていた「衛生マスク」が、8月12日から出品できるようになりました。メルカリとメルカリShopsの両方で解禁です。一方で新型コロナウイルス感染症の影響もあって、まだ出品できないものもあります。あらためて確認するとともに、開封した衛生マスクについても解説していきます。
出品が解禁されたのは「衛生マスク」
今回、メルカリで出品禁止が解除されたのは「衛生マスク」です。衛生マスクは以前、一時的に数が少なくなり、メルカリでも高額転売が問題になりました。今回は通常価格で安定して購入できるようになった不織布のマスクなどが対象となります。
一方で、以下のものはまだ出品禁止物になっています。
- 医療用マスク、感染対策医療用マスク
- PCR検査キットやそれに類するもの
- 新型コロナウイルスワクチン接種券およびそれに類するもの
- 興行主による感染防止対策の妨げとなる恐れのあるチケット（Jリーグ観戦チケット、プロ野球観戦チケットなど）
また「緊急事態において、生命身体の安全や健康の維持に関わる必需品であり、できるだけ早く多くの人に届けることが求められるが供給が著しく不足している商品を出品すること」は「その他、不適切と判断される行為（禁止されている行為）」になっているので、もし今後衛生マスクが圧倒的に不足してしまった場合には、再び出品が禁止されることもあります。
開封した衛生マスクは出品できる？
衛生マスクは、1パックに10枚入り、30枚入りなど複数枚がセットになって販売されているケースが多いです。もし開封してしまったら、出品できるのでしょうか。
例えば10枚セットで購入し1枚使ってみたけれど、どうもサイズが合わないという場合があるかもしれません。これに関しては、「危険物や安全性に問題があるもの」の「開封済みの衛生用品」に該当するのではないでしょうか。そのため開封してしまったら、出品はできないと思って良いでしょう。
衛生マスクは現在、ドラッグストアや100均でも比較的安定してマスクが購入できる状態になっています。メルカリは出品の最低価格が300円ですから、もし出品するならばある程度まとまった枚数か、単価が高い衛生マスクが妥当ではないかと考えられます。
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・衛生マスクの出品解禁のお知らせ（メルカリびより）
