物価や光熱費の高騰が続き、生活するだけでお金がかかりますが、「趣味にかけるお金は別」という考えの人も多いのではないでしょうか。
All About編集部が実施した「趣味への支出に関するアンケート」から、趣味への支出事情を紹介します。(調査期間:6月26日~7月2日)
27歳男性無職、実家暮らしでポーカーが趣味
今回は、京都府亀岡市在住・27歳男性のエピソードを紹介します。現在無職で収入は0円。貯金を切り崩しながら実家で生活しているそうです。趣味は「ポーカー」で、きっかけは「アミューズメントカジノの看板を見て」ハマったそうです。
年間で平均100万円使うことも……
趣味に使うお金は、直近1カ月で1万円、年間では平均100万円だそう。1カ月で趣味に使ったお金は最大30万円で、「日本の大きい大会に出た」ときに使ったそうです。総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2020年)」によると、年収173万円以下の人の1カ月あたりの平均教養娯楽費は9569円。1年間の平均では11万4800円で、回答者の趣味への支出は、平均を大きく上回っているようです。
「運の要素が強い」ため、勝敗に気分が左右されてしまう……
趣味にかけるお金はどのように管理しているか尋ねると、「ポーカーのエントリー代は基本2000円~になるので毎日遊びに行くと自分の貯金で賄えないので週3回までと決めてます」と、自分の中で制限を設けているようです。趣味への支出について困っていることは、「ポーカーのゲーム性上どうしても運の要素が強いため、運がない日は、どうやっても負けてしまいエントリー代がかかってしまいます。お酒も飲める場所なのでつい熱くなり、我を忘れてしまう時があります。あと負けが続くとどうしてもイライラしてしまいその日が憂鬱になってしまいます」と答えてくれました。賭け事ではどうしても勝敗に左右されてしまう面もあるようですね。