海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン 第17回

ヨーロッパのジェンダーレストイレ最新事情! 「小便器は差別の象徴だ」と炎上する展開も?

性的少数者にとどまらず、異性の介護者や子連れの利用者など、従来の男女別トイレで不便を感じていたあらゆる人たちに向けた新たなトイレのあり方が、議論されています。筆者が暮らすヨーロッパにおいても、さまざまな視点で議論が続いています。

トイレマークの下に“意外”な文字列が……!

男性用をオールジェンダー向けに改造したバーゼル大学のトイレには、「オールジェンダー」の文字とともに「MIT PISSOUR(小便器あり)」との注釈が!

 

よく見ると小便器が! “元”男性トイレの再利用

バーゼル大学にあるオールジェンダートイレの内部。“元”男性トイレ。名称だけを変更して使用されている
 

“元”女性トイレを「全性別用」としてリユース

バーゼル大学のオールジェンダートイレ内部。こちらも同じく、“元”女性トイレをそのまま全性別用としてリユースしている


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