All About編集部は、6月13〜22日の期間、全国10〜60代の男女404人を対象に、「ジブリ作品の声優」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、「声優の演技が素晴らしかったと思うジブリ作品」ランキングを紹介します。
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第2位:『千と千尋の神隠し』
第2位は、『千と千尋の神隠し』でした。10歳の少女・荻野千尋が、引っ越し先へ向かう途中で迷い込んだ不思議な町で“自分探し”をする壮大なファンタジー。2001年の公開から2020年まで、19年にわたって日本の歴代興行収入第1位を保持した日本を代表するアニメ作品です。また、千尋役を橋本環奈さんと上白石萌音さんがダブルキャストで演じた2022年上演の舞台も大好評。2023年8月に「御園座」(愛知県名古屋市)で、2024年3月に「帝国劇場」(東京都千代田)での再演が発表されました。
回答者からは、「千尋も、湯婆婆も、かま爺も声優さんの演技が物凄く光っていた(36歳女性)」「声優さんが存在すると思わせないくらいの演技。そこにキャラが存在してると小さい頃は思ってたくらい(29歳男性)」「作品の世界観に負けず劣らず、どのキャラクターも個性的でよかったから(32歳女性)」など、キャラクターたちが魅力的に表現されていた、という声が多数寄せられています。
第1位:『天空の城ラピュタ』
第1位は、1986年に公開された『天空の城ラピュタ』。不思議な青い石“飛行石”を目当てに、政府機関や海賊たちに狙われる少女・シータと見習い機械工の少年・パズーが、天空に浮かぶ伝説の島・ラピュタ帝国へと誘われていく冒険ファンタジーです。世界中で愛されている作品で、英語版のタイトルは『Castle in the Sky』となっています。「La puta(ラピュタ)」にはスペイン語で“売春婦”という意味があるため、英語版では「ラピュタ」の単語をはずすことが多いようです。
回答者からは、「シータやパズーのアクションシーンでの迫力や穏やかな時の声の緩急がとても素晴らしいです(49歳男性)」「味方側(主人公側)だけでなく敵側であるムスカ大佐(寺田農)やモウロ将軍(永井一郎)の演技も見応えがあるから(39歳男性)」「パズーとシータだけでなく、脇役の声も印象に残るものが多い(44歳女性)」など、主人公以外のキャラクターの声や演技も印象的だったという声が多く寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのレポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。