多くの人気ドラマや映画では、25歳以下の若手俳優が主演を務めている場合があります。夏に公開される映画や新作ドラマでも、若手俳優の活躍を楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか。
All About編集部は5月29日~6月17日、全国10~60代の427人を対象に「25歳以下の若手俳優」に関する独自アンケートを実施。本記事ではその中から、元テレビ局スタッフの筆者が「演技がうまいと思う25歳以下の若手男性俳優」ランキングを紹介します。
2位:中川大志
2位にランクインしたのは、1998年6月14日生まれの中川大志さんです。
2009年に、子役として俳優デビューを果たした中川さん。注目を集めたのが、2011年に放送された大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)での長男役です。高い演技力が認められ、その後はNHK大河ドラマ『真田丸』、『花のち晴れ〜花男Next Season〜』(TBS系)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』など話題作に出演します。
映画『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』では鮮烈な演技を見せ、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。さらに、人気コント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント~』(NHK)にも出演し、幅広い世代から人気を獲得。2022年には、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、畠山重忠役を演じています。
2023年に入ってからは、6月17日に放送した『世にも奇妙な物語'23 夏の特別編』の「小林家ワンダーランド」で主演を担当。7月13日からは、Netflixで配信されるドラマ『御手洗家、炎上する』に出演する予定です。どんな役でも自分色に染めて演じられる中川さんは、映画・ドラマ問わず出演が続いています。
アンケートの回答者コメントでは、「様々な作品に出演している。泣きの演技や怒りの演技など幅が広い」(千葉県/30代女性)、「コントもできるしアドリブも面白いしシリアスな演技もとても上手」(神奈川県/40代女性)、「どんな役も違和感なくこなすところがすごいと思います」(東京都/40代女性)といった声が寄せられました。
1位:北村匠海
1位にランクインしたのは、1997年11月3日生まれの北村匠海さんです。
バンドで歌手としても活躍する北村さんは、2008年に映画『DIVE!!』や、ドラマ『太陽と海の教室』(フジテレビ系)に出演し本格的に俳優業を開始。2017年に公開された映画『君の膵臓をたべたい』では主演に抜てきされ、繊細な演技が認められ第41回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。
どんな役でもこなせる本格的な演技が評価を得て、ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)や、映画『君は月夜に光り輝く』で人気を高めます。
近年では、2021年に公開がスタートした映画『東京リベンジャーズ』で主人公・花垣武道役を担当。さらに大活躍は続き、2023年に入ってから『東京リベンジャーズ』の続編映画をはじめ、『星降る夜に』(テレビ朝日系)、『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)、『風間公親ー教場0ー』(フジテレビ系)と話題のドラマで重要な役を立て続けに務めています。どのドラマでも、全く違ったキャラクターでしたが卓越した演技で作品を盛り上げました。
今後は、11月10日公開の映画『法廷遊戯』に出演、12月にはNetflixで配信される『幽☆遊☆白書』で主人公の浦飯幽助役を担当する予定です。
回答者コメントでは、「ヤンキー、刑事、耳が聴こえない青年など、幅広い役をこなしているから」(静岡県/20代女性)、「彼のドラマを見て泣いたことがたくさんあるから」(三重県/30代女性)、「見ている人に気持ちが届く芝居をしているように思える」(長崎県/40代男性)といった声が寄せられました。
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※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。