自分の地元から知名度の高い芸能人や有名な俳優さんが出るとうれしいものですね。北海道といえば美しい自然を誇る、日本の代表的な観光地。多くのスターが生まれています。
All About編集部は6月13~18日、全国10~70代の500人を対象に「北海道出身の芸能人」に関するアンケート調査を実施しました。その結果から、本記事では「北海道出身のスターだと思う芸能人」ランキングを紹介します。
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第2位:北島三郎
2位に選ばれたのは、北海道上磯郡知内村(現・知内町)出身の大物演歌歌手・北島三郎さん。
高校生時代、『NHKのど自慢』に出場したという北島さん。上京後、東京声専音楽学校に入学し、歌謡曲歌手を目指して流しの仕事などをしていました。1960年、作曲家の船村徹さんと出会ったことをきっかけに、のちにミリオンセラーとなった『なみだ船』が誕生。この曲で北島さんは第4回日本レコード大賞新人賞を受賞します。
その後も『兄弟仁義』『帰ろかな』『函館の女』など、次々にヒット曲を連発し、演歌歌手としての地位を確立しました。2013年には第64回『NHK紅白歌合戦』で、史上初の50回出場を達成するなど、日本演歌界を代表する存在として今も知られています。
回答者からは「昔からの大スターだからです(40代男性/兵庫県)」「演歌界の大御所で『日本人では知らない人がいないのでは?』と感じるくらいの知名度を誇っているから(40代女性/埼玉県)」「やはり演歌界の大御所ですし(50代男性/兵庫県)」などの声が寄せられました。
1位:大泉洋
1位に選ばれたのは、2023年6月25日に最終回を迎えたドラマ『ラストマン−全盲の捜査官−』(TBS系)に出演していた俳優・大泉洋さんでした。
大学時代に結成した演劇ユニット「TEAM NACS」をきっかけに、地元北海道を中心に芸能活動を始めた大泉さん。1996年に放送がスタートした深夜番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)が評判となり、全国区へ進出しました。バラエティ番組はもちろん、ドラマや映画でも活躍するタレント・俳優として知られています。
2007年放送の大ヒットドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)では、天然パーマを生かしたキャラクターが印象的な、東海林武を好演し、俳優としての知名度を大きくアップしました。また、2020年から3年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会を担当するなど、幅広い年齢層から支持されるタレントとして活躍しています。
回答者からは「紅白歌合戦の司会にまで抜擢されたから(30代女性/福井県)」「どなたが見ても北海道の方だと一目瞭然なくらい有名だから(30代女性/北海道)」「『水曜どうでしょう』が北海道から全国へみんなに受け入れられたから(40代女性/その他)」などの声が上がりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
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この記事の筆者:チバミサキ プロフィール
美大卒業後、新聞社などに勤務。デザイナー兼ライター。趣味は掃除と植木の世話。暮らしかたも文章もシンプルさを目指しています。