7月から始まるフジテレビの「月9」ドラマ『真夏のシンデレラ』は、真夏の海を舞台に男女8人の恋愛模様を描くストーリー。月9の王道とも言える恋愛ドラマの復活と放送前から話題になっています。
All About編集部は、5月29日〜6月12日の期間、全国10〜60代の男女378人を対象に、“王道恋愛ドラマ”も多かった「2010年代の月9ドラマ」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、2010年代の月9ドラマで「面白かった作品」ランキングを紹介します。
第2位:『ガリレオ(第2シーズン)』2013年4月期
第2位は、2013年に放送された『ガリレオ(第2シーズン)』。2023年4月時点で全10作のシリーズ累計発行部数が1500万部超の東野圭吾さんによる大ヒット作、『ガリレオ』シリーズのドラマ化第2弾です。怪事件の数々を明晰(めいせき)な頭脳で解決する天才物理学者・湯川学を福山雅治さんが演じ、原作にはないテレビドラマのオリジナルキャラクター、警視庁捜査一課の女性刑事・岸谷美砂役を吉高由里子さんが演じました。福山雅治さんの相棒・内海薫役を柴咲コウさんが演じた2007年放送の『ガリレオ(第1シーズン)』から始まるシリーズは映画化され、興行収入49.2億円を記録した劇場版『容疑者xの献身』(2008年公開)を皮切りに、『真夏の方程式』(2013年公開)、『沈黙のパレード』(2022年公開)の3作品は、いずれも大ヒットを記録しました。
回答者からは、「福山雅治さんがハマり役の第2弾で始まるのを楽しみにしていました。相棒が吉高由里子さんに代わりましたが、テンポの良さは相変わらずで、気持ちよく見れました(60歳男性)」「謎解きの興奮と科学的な論理を融合させた斬新なプロットと、主人公・湯川学の独特なキャラクターが面白かったです(42歳男性)」「東野圭吾さんの小説が好きで、ドラマも観始めたんですが、福山さんが役にピッタリで面白かったです(49歳女性)」など、テレビドラマ第1シーズンを見た人や原作ファンからの称賛の声も寄せられました。
第1位:『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』2010年1月期
第1位は、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』でした。2008年7月に放送された日本初のドクターヘリをテーマにした医療ドラマ『コード・ブルー』(フジテレビ系)が大好評。スペシャル番組の放送を挟み、約1年半ほどで2nd seasonが「月9」枠で放送されました。ドクターヘリに乗り込むフライトドクターを目指す候補生が人命救助に挑む姿に多くの人が感銘を受けました。主人公の藍沢耕作役を演じたのは、山下智久さん。藍沢耕作と同じくフライトドクター候補生役には新垣結衣さん、戸田恵梨香さんら、今では主役級の俳優陣がそろいます。テレビドラマの3rd seasonやスペシャルドラマなどを経て、2018年にはついに映画化も。観客動員700万人を超える大ヒットを記録しました。
回答者からは、「医療ドラマの中でもドクターヘリを題材にしたものはなかったしリアルに描かれていて面白かったと思う(36歳女性)」「医療系のドラマは面白くてもともと好きだが、コードブルーはスピード感があり、プロの仕事の感じがしてかっこよかった(37歳女性)」「今や考えられない豪華な顔ぶれが印象的。とても好きな俳優さんばかりだが、彼らが成長していく様をドラマとして見ていたような気がして面白かったです(40歳女性)」など、今までにないドクターヘリを題材にした医療ドラマであるほか、豪華な俳優陣が印象に残っているとの声もありました。
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