2023年の国家公務員「夏ボーナス」は前年比9.0%増と大幅増の見込み。予想平均支給額はいくら?

三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、2023年夏の民間企業のボーナス平均は前年比2.8%増の40万276円となる見込みです。国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナスも同9.0%増と大幅に増加するものと見られています。

国家公務員のボーナス支給額は大幅増加の見込み

国家公務員の2023年夏のボーナス平均は、63万7400円で前年比9.0%増と大幅な増加に転じると予想されています。

公務員の22年夏のボーナス平均支給額予想
公務員の2023年夏のボーナス平均支給額予想(図表:三菱UFJリサーチ&コンサルティングの作成)

2022年夏は、2021年の給与法改正が2021年冬のボーナス支給に間に合わなかったことの調整(0.15カ月分の減額)や、同法改正による年間支給月数の減少を夏冬で均等に配分した分(0.15÷2=0.075カ月分)も加わり、0.225カ月分引き下げられたこと、さらに基本給の減少などが影響していたものです。


2023年夏は、2022年夏の下振れ分0.15カ月増加などの要因が重なり、支給月数も2.16カ月と予想。今後も民間企業のボーナスの回復動向などを織り込みつつ、増加していくことが期待されています。


>記事に戻る
 

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    渋谷のスクランブル交差点を超える意外性!? 外国人観光客が撮りまくる日本の“普通”な風景3選

  • 世界を知れば日本が見える

    「第三次世界大戦」は起こるのか。トランプ大統領が首脳会談で示唆した“最悪のシナリオ”とは

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『ウィキッド ふたりの魔女』を見る前に知ってほしい5つのこと。妥協を避けた“2時間41分構成”の意義

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    日本人より外国人富裕層? ホテル雅叙園東京「結婚式キャンセル」の裏で進行する「高級ホテル化計画」