20年前(2003年)の「夏ボーナス」はいくらだった? 当時の出来事と共に平均支給額や業種別の傾向を振り返る

厚生労働省の「平成15年9月分結果速報及び平成15年夏季賞与の結果(確報)」や、経団連の「2003年夏季・冬季『賞与・一時金調査結果』について」のデータを参考に、今から20年前の夏ボーナス支給額を、当時の出来事と一緒に振り返ります。

業種別トップは「電気・ガス業」の93万2252円

引き続き、厚生労働省の「平成15年夏季賞与の産業別支給状況」を参考に、業種別も見ていきましょう。

平成15年夏季賞与の産業別支給状況
平成15年夏季賞与の産業別支給状況(図表:厚生労働省が作成)

「事業所規模5人以上30人未満」では、「電気・ガス業」の平均支給額が87万2157円(前年同期比0.6%増)と最も高く、次いで「金融・保険業」の63万2042円(同6.7%減)でした。

「事業所規模30人以上」のトップも「電気・ガス業」で93万2252円(同3.5%増)、次いで「金融・保険業」が72万6151円(同1.8%減)となっています。


前年同期比で比較すると(事業所規模5人以上30人未満)、「鉱業」が19.4%減、「金融・保険業」が6.7%減、「建設業」が6.1%減です。


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