年金収入480万円の夫婦「贅沢しないで節約を」1カ月のリアルな収支内訳とやりくり術を聞いた

All About編集部が3月30日~4月7日に実施した「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。今回は、神奈川県藤沢市に住む、63歳女性世帯の生活実態です。

物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。

All About編集部では、3月30日~4月7日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
 

年金収入年間480万円の夫婦「贅沢しないように気をつけている」

今回は、神奈川県藤沢市に住む、63歳女性の夫婦2人暮らしの生活実態です。

収入は年金で、夫婦ともに年間240万円とのこと。現在の生活について、「今は2人の年金で暮らしています。年に一回ぐらいは旅行にいけたら良いと、普段は贅沢しないように気をつけて、節約を楽しもうと思っています」と話しました。

家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の収支内訳は以下です。

■神奈川県藤沢市、63歳女性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳
年収(年金):夫240万円、妻240万円
家賃(住宅ローン):なし
間取り:3LDK(一軒家)
食費:6万円
交際費:2万円
電気代:2万2000円
ガス代:5500円
水道代(2カ月での請求額):5600円
通信費:1万4000円
車:なし
保険:生命保険・火災保険1万7000円、健康保険2万2000円
その他:固定資産税8000円、ペットの餌や病院1万円、2人の病院関係1万円
 

節約術・やりくりのポイントは4つ

現在行っている家計のやりくりのポイントを聞くと、
・食費の節約のために、割引の日やポイントが多くつく日にまとめて買って、使い切るまで買い物に行かないようにしている
・光熱費の節約のために昼間は電灯をつけず、暖房や冷房の温度に気をつけている
・不用品をフリマアプリで売って、新しいものは買わずに断捨離に努めている
・スマホは格安に替える
と教えてくれました。

今後については、「家が老朽化しているので、修理のためのお金を残そうと努力しています。老人ホームにも行けるようにしたいです。火事、病気や怪我のための最低の保険は残して他の保険は整理したいと思います」と話しました。


※回答者コメントは原文ママです


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