「作画」のクオリティは、アニメ作品の質を左右する、最も重要な要素です。All About編集部では、全国の10〜60代の男女439人を対象に『週刊少年ジャンプ』(集英社)のアニメ作品に関するアンケート調査をインターネット上で実施しました(調査期間:4月24日~5月8日)。今回はその中から、 “作画がすごいと思う”『週刊少年ジャンプ』のアニメ作品ランキングを発表します。
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第3位:『ONE PIECE』
第3位は、尾田栄一郎さんによる同名漫画が原作の『ONE PIECE』。1999年から放送され、20年以上続くロングシリーズアニメです。臨場感のある戦闘シーンなどに対し、放送終了後に“神作画”とSNS上で話題になることも。回答者からは、「ワノ国編から神作画だから(30歳女性)」「和国から作画が進化しており、テレビなのに映画館の作品並みに迫力があった(24歳男性)」「制作会社が変わってからそれぞれの技のリアルさや、細かい演出がとても分かりやすい(29歳男性)」など、「ワノ国編」からの作画の完成度に言及する人も。
ほかにも、「描き込みが丁寧で本当に作品への愛があふれていると思います(45歳女性)」「どの場面を観ても手抜きと感じないくらい、初めから終わりまで一貫して気合が入っている事を感じるから(25歳女性)」「壮大な世界観が豪快に描かれていると思えるから(56歳男性)」など、豪快だけど丁寧な作画に作品への愛を感じる、というコメントもありました。
第2位:『ドラゴンボール』
第2位は、鳥山明さんによる漫画が原作の『ドラゴンボール』。1986~1989年にフジテレビ系で放送され、その後、続編となる『ドラゴンボールZ』なども制作されています。劇場版も多数制作され、新作公開のたびに話題を呼んでいます。回答者からは、「原作同様の迫力をしっかりと描いている(46歳男性)」「アニメも原作も絵のクオリティが劣らない点(37歳女性)」「細かいところまでリアルで尊敬します(36歳女性)」「初期のころからのオリジナリティあふれる描写が、すごいと感心していました(45歳男性)」などの声が寄せられました。
また、「視点がグルグル回る迫力ある戦闘シーンが良い、特に『ドラゴンボール超ブロリー』の作画は歴代最高とも言える(18歳男性)」「バトル場面は鳥山先生が一番うまいと思います(48歳女性)」「戦闘シーンで人物が入り乱れる姿が精密に描かれており、作画力が優れていると感じております(47歳男性)」など、迫力のあるバトルシーンに圧倒される、というコメントも多数寄せられました。
第1位:『鬼滅の刃』
第1位は、吾峠呼世晴さんによる漫画が原作の『鬼滅の刃』でした。クオリティの高さでアニメファンから絶大なる支持を得る「ufotable(ユーフォーテーブル)」がアニメーション制作を手掛けています。「正直アニメ版は見るつもりは無かったのですが映像を一目見て最後まで見てしまいました。2Dと3Dの融合が見事で魅了されてしまいます(45歳男性)」「水の描写、うねる炎の動き、SL等のCG、そして何より1期1話の時のCGとも見紛うほどの雪の質感。クリエイターさんの薄給が問題視されている昨今、ここまでのクオリティのアニメは見たことがありません(35歳女性)」など、作画と3DCGとの融合など、“見たことのないクオリティの高さ”との声が寄せられました。
また、「鬼滅の作画は原作の雰囲気を残しつつも背景に至るまでクオリティが高い(36歳女性)」「呼吸の技や背景描写など、色や線の太さなど細かい表現の違いが話の起伏にあっていて視覚でも楽しめる(25歳女性)」「日輪刀の技を発動した斬撃部分の作画は新しい表現と力強さが感じられるだけでなく、配色も美しく、素晴らしいと思うから(60歳男性)」など、画面に引き込まれ、細かいところまで見入ってしまう、という声もありました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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