26歳女性、既婚で義実家暮らしなのは「だんなが遊びに行かないよう監視してもらうため」。実情を聞いた

実家暮らしを選ぶ理由は、経済的な事情、職場へのアクセス、自身の体調、親や親戚の介護などさまざま。All About編集部の調査から、神奈川県厚木市在住・26歳女性が教えてくれた「義実家暮らし」の実情を紹介しします。


実家暮らしを選ぶ理由は、経済的な事情、職場へのアクセス、自身の体調、親や親戚の介護などさまざま。人によって事情はありますが、「貯金」を目的に実家で暮らしている人も多いのではないでしょうか。

All About編集部は、2023年4月20~23日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、神奈川県厚木市在住・26歳女性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:26歳女性
在住:神奈川県厚木市
家族構成:義親2人、義弟1人、夫、自分
世帯年収:義母400万円、義弟450万円、夫400万円、自分380万円
実家の間取り:1軒家4LDK

現在、回答者は「結婚している」とのこと。夫、そして夫の家族と同居しているようです。
 

毎月の生活費や貯金額は?         

実家に入れている生活費:5万円
交際費:生活費から引かれている
毎月のお小遣い:0円
毎月の貯金額:4万円
貯金総額:180万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2021年)」によると、34歳以下女性の1カ月の平均消費支出は16万3767円です。そのうち、住居費の平均は3万8400円。ただし、家賃などは地域や条件によって異なるため、住居費を除いた約12万5000円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
 

苦労しているのは「自分以外全員たばこを吸っている」こと

現在、義実家暮らしを選んでいる理由は「節約のため」だそうです。さらに、「私が仕事で夜勤が月4回程あるので、その間にだんながどこか遊びに行かないよう監視してもらうため」と続けました。最初に経済的な理由を挙げていることから、夫の遊び=浪費などを心配している様子もうかがえます。
                   
また、義実家暮らしで苦労しているのは「自分以外全員たばこを吸っているのが苦痛。洗濯物まで臭い。健康を考えていない食事が多い。味付けが濃い」とのこと。生活環境を共にする上でさまざまな習慣のズレを感じると、ストレスを抱えやすくなってしまいそうですね。


※回答者のコメントは原文ママです


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