映画『スーパーマリオ』は新生活で疲れた人にこそ観てほしい。ファン大満足の没入エンタメ作品だった

40年近く世界中で愛されているゲーム『スーパーマリオ』の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が4月28日に公開されました。任天堂とイルミネーションが作り上げた渾身の映画作品、その観賞レビューをお届けします。

写真は筆者撮影

ファミリーコンピュータ版『スーパーマリオブラザーズ』が誕生した1985年から、40年近く世界中で愛されているゲーム『スーパーマリオ』シリーズの世界にストーリーが吹き込まれた映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が4月28日に公開されました。
 

全世界の興行収入が1000億円超え! 話題沸騰の一作


今作は、日本に先駆けて北米など全世界で公開され、公開からたった1カ月で全世界の興行収入が約1360億円を突破するなど、すさまじい勢いで大ヒットを記録しているアニメーション映画です。任天堂の開発チームと、『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズなどを手掛けるイルミネーションの製作チームが作り上げた渾身の一作の観賞レビューをお届けします! ※興行収入は5月2日時点
 

マリオとルイージは「配管工」の設定


世界中で最も知名度の高い双子の兄弟といってもいい、マリオとルイージはニューヨークで配管工を営んでいます。「配管工」という職業は、言わずと知れた任天堂の公式設定。ある日、謎の土管に吸い込まれ、マリオとルイージは、離れ離れに不思議な世界に迷い込むところから、ストーリーが展開されていきます。


>次のページ:長年のゲームファンも納得の「キャラ設定」がすごい

 
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