Z世代がクレジットカードに求めること
クレジットカードを利用している人は、支払いがスムーズになるだけでなく、還元されるポイントにも期待をしています。これはZ世代でもバブル世代でも同じこと。
メインで利用しているクレジットカードを選んだ理由を見ても、40%以上の人が「ポイントの還元率が高いから」と回答しています。バブル世代は年会費についても気にしていて、会費が安い/かからないことを選定理由にしている人が50%を超えました。クレジットカードを持つ上で、多くの人は「コストをかけたくない」「ポイントで得をしたい」という考えがあるようです。
Z世代とバブル世代のクレジットカードに対する考え方の違い
Z世代とバブル世代で違いが見られたのは、Z世代の場合、メインに使うクレジットカードを選ぶ理由に「家族や友人に勧められたから」「専門家やインフルエンサーが勧めていたから」が多いことです。上記にあるように、想定外を避けて失敗したくない気持ちがあるために、信頼できる人からの情報を参考にしていることが分かります。
さらにZ世代は、クレジットカードで使い過ぎてしまうことや、決済後に利用明細の反映に時間がかかることを懸念点として挙げています。使いすぎは想定外や失敗として捉えられますし、利用明細の反映に関しては、早く情報を得たいというタイパも関係していると思われます。利用明細を確認して、安心したい気持ちがあるようです。
Z世代は、東日本大震災や新型コロナウイルスなど、想定外の出来事の中で多感な時期を過ごしてきた世代ともいえます。そのため、想定外に対する抵抗は根強く、安全安心なことを求める傾向にあるようです。またデジタル社会を生きてきたことで、効率化を強く求めていることも分かりました。今後は、クレジットカードやお金に関しても、このような特徴を踏まえたサービスが登場してくるのではないでしょうか。
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