人気YouTuberで元プロボクサーのジョーブログ(以下、ジョー)さんが4月4日、自身のYouTubeチャンネル「ジョーブログ【CRAZY CHALLENGER】」を更新。大阪府堺市近辺で、70匹以上の猫を保護する男性を取材しました。
「この風貌で関西弁で猫に優しいとか素敵すぎ」
ジョーさんが取材したのはポンさんと呼ばれる男性。一見、こわもてな風貌ですが、ジョーさんいわく「めっちゃ喋る」というとても気さくな人です。ポンさんは猫の保護ハウスとは別に家を所有。最初は、家に面した空き地を買い取り、そこから保護活動がスタートしたと言います。現在ではもう一軒別に保護猫専用の一軒家「PON's CAT HOUSE」を購入し、猫たちの生活をYouTubeで配信しているのだとか。
また、ポンさんは普段は会社員として働いており、出勤は7時。それまでにYouTubeの動画撮影、「PON's CAT HOUSE」の掃除、家猫の世話などを済ませるそうです。これがほぼ毎日……、頭が下がります。しかし、この「PON's CAT HOUSE」のすごさは“保護活動をしている”だけにはとどまりません。
次々と自身で考案したDIYを披露するポンさん。便座の上に置かれた猫用トイレには、猫がトイレを済ませたら自動で流れる仕組みや、トイレの中にも監視カメラを設置。いつ、どの子がトイレをしたのか、下痢をしていないかなど異変もチェックできる仕組みになっています。
さらにファンタジー・ジャングル・和モダンなど部屋ごとにテーマが設定され、各部屋の様子をポンさんのYouTubeチャンネル「ポンチャンネル 吾輩はポンである!」で配信。その収益でこの「PON's CAT HOUSE」を維持しているだけでなく、「おしっこ何回も行ってますよ」など猫たちの様子を視聴者から教えてもらうことで、異変に迅速な対応ができる仕組みになっています。
保護した猫は譲渡もされますがポンさんにはポリシーがあり、保護猫たちを譲渡会には連れて行かないと言います。「慣れてない猫ちゃんたちをケージに入れてわからん所に連れて行ったとしたら この子たちの可愛さって100%出せない」「そこで連れて帰って思ってた子と違うということにもなり得るので 僕は基本ここに来てもらって」「何日か通ってもらったら僕との信頼関係も生まれた中で譲渡したいな」と、本来の姿を見てもらって双方納得した上での譲渡をしていると語りました。
「PON's CAT HOUSE」では自動トイレのほか、各部屋には水栓が設置されており、掃除がしやすいなど機能性も抜群。ほかにも、透明の筒状になった猫の遊び場を下から眺められるなど、遊び心やエンタメ性が随所にちりばめられており、それらほぼ全てがポンさんのDIYによるもの。ジョーさんも想像以上に配慮された「PON's CAT HOUSE」の仕組みに「頭追いつかん」とコメントするほどです。
視聴者からは、「全て猫ちゃん目線で尊敬」「この風貌で関西弁で猫に優しいとか素敵すぎ」「こんだけの猫ちゃんを保護して飼う事は並大抵な事ではない、本当に頭が下がります」と、ポンさんへ称賛の声が相次いでいます。そのほか、「猫ちゃんにとっては神様みたいお方」「最後まで見て涙が出てきました」と、ポンさんの“猫愛”に胸を打たれた人もいるようです。
保護・譲渡だけでなく、保護猫たちがポンさんのYouTubeを通じて、自分たちで稼ぐという仕組みもとても斬新ですね。「ぜひ他の保護施設の改善とかもして欲しい」「予想を遥かに超えるクオリティ」という声も上がっていました。「PON's CAT HOUSE」の全容が気になる人は、ぜひ動画をチェックしてみてください。
【おすすめ記事】
・鎧塚俊彦さん、亡き妻・川島なお美さんの意志引き継ぎ、動物保護に「もう一歩踏み出します」と表明「トシさんを応援しています!」温かい声続々
・爆笑必至ww まるでスロットのように写ってしまった「躍動感あふれる猫ちゃん」に11万超の反響が!
・犬や猫などのペットを安心して飼える年収はいくらから?
・老猫と子猫は相性が悪い? 先住猫がいる場合に保護猫を迎える際の注意点【獣医師に聞いた】