良質な番組を多く制作するNHKでは、アナウンサーにも高い技術が求められます。特に正確で聞き取りやすい声が求められ、番組によってトーンを使い分けることもあるようです。
All About編集部は2月6日~3月27日、全国10~70代の402人を対象に「NHKのアナウンサー」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、声が好きな「NHKのアナウンサー」ランキングを紹介します。
3位:井上あさひ
3位には、井上あさひさんがランクイン。2004年に入局したアナウンサーで、鳥取、広島の放送局では地上デジタル放送推進大使を担当。きれいなビジュアルですぐに注目を受け、NHKの東京アナウンス室では『ニュースウオッチ9』『ニュースきょう一日』などを担当。優しく癒し系の声をしていて、大河ドラマ『平清盛』では、「清盛紀行」のナレーションを務めました。
回答者からは「落ち着いていながら、溶け込むような声が素敵だから」(40代女性/大分県)「聞き取りやすい声(トーン)だと思うから」(40代女性/兵庫県)「聞き取りやすくて、ストレスを全く感じないで済む」(50代男性/東京都)などの声が寄せられました。
2位:桑子真帆
2位は、桑子真帆さん。2010年に入局。長野、広島の放送局で活躍し、2015年から東京アナウンス室に在籍します。『NHKニュース7』のサブキャスターなどを担当し、人気を広めた『ブラタモリ』でアシスタントを務めます。
全国的な知名度を獲得し、『ニュースウオッチ9』『NHKニュースおはよう日本』などのNHKがほこる看板番組に出演。少し低いトーンで落ち着きがある桑子さんの声は、ニュース番組にピッタリでした。現在は、『クローズアップ現代』でキャスターを担当。番組の内容によってトーンをコントロールし、幅広く対応できるスキルを持っています。
回答者からは「ニュースが分かりやすく聞きやすいと思う」(30代女性/北海道)「ちょっと鼻が詰まったような声が好き」(40代男性/埼玉県)「聞いていてとても落ち着くから」(50代女性/神奈川県)などの声が寄せられました。
1位:和久田麻由子
1位に選ばれたのは、和久田麻由子さんでした。2011年に入局し、岡山放送局に所属。2014年には東京アナウンス室に異動し、すぐに『NHKニュースおはよう日本』のキャスターに抜てきされます。見た目の華やかさと、落ち着きがあり聞き取りやすい声で大人気に。
その後は『ニュースウオッチ9』や『NHK紅白歌合戦』の司会などで、その美声を聞かせてきました。現在も局を代表するエースアナとして知られる和久田さんは、4月から『NHKニュース7』で産休から復帰。今後のNHKを背負って立つアナウンサーとして、さらなる期待が寄せられます。
回答者からは「大人っぽいしっかりした声でアナウンサー向けだと思います」(30代男性/千葉県)「柔らかい声が落ち着く」(30代女性/香川県)「ナレーションとして聞いていても心地良く感じる」(50代女性/東京都)などの声が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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