吉高由里子さん、北村匠海さん、ディーン・フジオカさんが共演するドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)が感動の最終回を迎えました。SNSに寄せられたコメントとともに、ストーリーを振り返ります。

最終回のあらすじ
妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を5年にわたり逆恨みしてきた伴宗一郎(ムロツヨシ)。鈴の優しさや、同じ境遇に苦しむ佐々木深夜(ディーン・フジオカ)の共感に苛まれ海へ身を投げようとするも、鈴の恋人・柊一星(北村匠海)に全力で抱きしめられると、まるで子どものように号泣。一星は寄り添う鈴もまるごと抱きしめます。
伴が落ち着きを取り戻すと、一同は銭湯で冷えた身体を温めることに。憑き物が落ちたように穏やかな表情になった伴は深々と頭を下げ、娘・静空(戸簾愛)とともに帰っていきました。そんな伴の姿は、妻・彩子(安達祐実)とおなかの子を同時に亡くしてから10年、涙を流せないまま医者になることを選んだ深夜にも影響。
深夜は妻の親友でもあった北斗千明(水野美紀)が営む「遺品整理のポラリス」に、東京の家の遺品整理を依頼。鈴も見守る中、チーフの一星率いるポラリス従業員総出で、次々と遺品が片付けられていきます。医者になったのは「復讐」が理由だと言葉をこぼす深夜。医者になればなぜ妻子が亡くなったのか真実が分かると思ったけれど、誰のせいでもないとわかったと語ります。そして、医師としてお産に立ち会うたびに「良かった」という思いと嫉妬が入り混じるという本音も。
そっと隣に寄り添い、深夜の言葉を受け止める鈴。遺品整理が終わると、一星が「遺品ボックス」を持って待っていました。中には、彩子がこっそり買っておいた結婚記念日のプレゼントと手紙が。3人分のスニーカーを見た深夜は、「もっと一緒にいたかったのにどうして。この靴を履いて3人で歩きたかった」と、嗚咽をあふれさせるのでした。
1年後、尊敬する鈴から離れ医者として一人前になると決めた深夜は津軽のクリニックへ。鈴と一星は新居近くのスーパーでは働きだした伴と小学生になった静空とも再会。星降る夜に出会った2人は、周囲に瞬くいくつもの人の人生とともに輝きながら、優しく穏やかな日々を過ごしていくのでした。

深夜と伴の号泣に「泣けてよかった」感動の声
鈴と「マロニエ産婦人科医院」を守っていた“ピンクエンペラー”の総長を辞し解散を告げた看護師長・鶴子(猫背椿)の「物事には始まりと終わりがある」や、北斗が鈴、一星、深夜を例えた「太陽と星と地球みたいな関係。一列に並んだり満ちたり欠けたりしながら回り続けてる」など、心に響くフレーズも多く見られた最終回。
Twitterでは「遺品整理しながら彩子さんとの思い出がよみがえる深夜先生、悲しみがひとつづつ昇華していくような(涙)」「伴さんも深夜先生もちゃんと泣けてよかった」「生きていく中で泣くこと、大人になっても本音を見せれる相手がいる…と、人生に必要な事を最終話に伝える」「笑いあり涙あり…みんなそれぞれの道へ一つ一つ輝く星になってるね」「誰の生き方も否定しなかったところが大好きでした」など、感動の声が殺到しています。
表情豊かに主演・雪宮鈴を演じあげた吉高由里子さんと脚本家・大石静さんがタッグを組む2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』への期待の声も高まっています。また、2023年4月より同じ火曜21時枠で放送される新ドラマ『unknown』(テレビ朝日系)から主演の高畑充希さんがカメオ出演し、話題を集めています。
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