『命に嫌われている。』のボカロP・カンザキイオリ、所属プロダクション・レーベルから卒業発表に反響「貴方の曲は私の人生の1ページ」

歌い手のまふまふさんが2021年のNHK紅白歌合戦で披露した『命に嫌われている。』で有名なボ―カロイド曲のプロデューサーや小説家として活躍するカンザキイオリさんが、所属するプロダクションおよびレーベルから卒業すると発表し、ファンから感謝の声が相次いでいます。

歌い手のまふまふさんがカバーし、再生回数が1億3000万回を超える『命に嫌われている。』を生み出した、ボーカロイド曲のプロデューサーや小説家として活躍するカンザキイオリさんが3月4日、自身のYouTubeチャンネル「カンザキイオリ」で動画を更新。所属するプロダクションおよびレーベルから、独立することを発表しました。
 

「最高のクリエイター、永遠に応援してる!」

 

カンザキさんは動画の冒頭で「私、カンザキイオリはこの度、KAMITSUBAKI STUDIO、並びにTHINKRを卒業致します」と、所属するクリエイティブプロダクションとYouTube発のクリエイティブレーベルから卒業することをファンへ報告。THINKRとの出会い、所属に至るまでの経緯などを回顧し、「思い返せば、まるで青春のような日々」「私にとって、この五年間は、無数の軌跡が詰まった宝物」と表現しています。
 

小説の執筆やライブなど、さまざまな活動を通して「全て任せきりにしていた自分のプロデュースを、自分自身で行ってみたいという挑戦」と、独立を決めた経緯も明かしました。
 

同時に「利益が増えて、生活が豊かになればなるほど、罪悪感が高まっていきました」「どうしても自分の作品が『安全圏から安全に石を投げているような感覚になっていました」と吐露。「逃げ場がある創作で、いつだって安寧と安心に寄り道できる創作で、一体何が救えるのだ」「誰かに守られているだけの私では、許せない」と、この先の創作は「自らの力で、自らの命を削って」作り上げていきたいと語りました。
 

ファンからは、「泣いた...自分の命を削ってまで俺たちに命を与えてくれる」「あなたの作る歌はほんとにすごいものばかり」「最高のクリエイター、永遠に応援してる!」など、多くの称賛と声援が相次いでいます。そのほか、「貴方の曲は私の人生の1ページ」「今まで、本当に何度も救われてきました」と、カンザキさんへの感謝の思いをつづった声も寄せられました。

創作に真摯(しんし)に向き合い、新たな道に進む決意をしたカンザキさんの思いが詰められた6分2秒のメッセージ動画。気になる人はぜひチェックしてみてください。
 


>カンザキさんの投稿をもっと見る!
 


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