YouTuberのヒカルさんが2月28日、自身のYouTubeチャンネル「ヒカル(Hikaru)」を更新。2022年5月山口県阿武町が誤給付した4630万円を巡り、電子計算機使用詐欺罪で起訴され、同日の裁判では懲役3年執行猶予5年の有罪判決が言い渡された田口翔被告に独占インタビュー。しかし、視聴者たちが「流石ヒカル」と称賛したポイントは田口被告の件ではなく……。
「流石ヒカルさん、しっかり宣伝いれていくw」
動画はおなじみの車内から。「緊急で動画撮ってるんですけど」から始まり、田口被告の雇用主であるDORAYAKIの代表取締役 塚本洸介さんと、裁判の行方を見守ることになりました。
判決が出る前に、ヒカルさんは田口被告の判決前につづった言葉を読み上げました。「迷惑をかけた方々への謝罪の気持ちを常に思っています」「言葉では言い表せませんが多くの方に感謝しています」と、謝罪と感謝の気持ちなどでした。また、「まず恩が返せるよう」「できる限り人に迷惑をかけず いずれは何か人に手を差し伸べられるような人になりたい」と抱負も述べています。
田口被告の思いを読み終えたヒカルさん。次の瞬間、満面に笑みを浮かべ「そんな田口翔の思いを受け取って 宣伝します!」と、「究極のブロッコリーと鶏胸肉」を提供するDORAYAKIから、5月以降に発売予定の新商品を宣伝し始めました。この展開には視聴者もビックリ。「善意だけで田口翔を引き取ってないです」「彼はあくまで ブロッコリーの会社の広告塔」「今こそ輝け田口翔」と机を叩きながら熱弁を振るいました。
突然かつ絶妙な宣伝の差し込み具合に視聴者からは、「しっかり自分の売りたい物を宣伝するところも流石ヒカル」「qbtの新商品を宣伝する所さすが」「時事ネタをフル活用して宣伝に振り切る清々しさ」「流石ヒカルさん、しっかり宣伝いれていくw」と「さすが」の嵐。しんみりから一転、笑いを取るヒカルさんの手腕に感心するファンが続出しました。
宣伝後、田口被告が動画に登場。保釈金など約350万をヒカルさんから借りたこと、仕事先をあっせんしてくれたことについて、「本当にありがとうございました」と頭を下げました。そして言葉を詰まらせながら、「今日常の当たり前をこのまま続けていきたい」と話し、控訴については弁護士と相談の上進めていくと方針も明かしました。
ヒカルさんは田口被告に向け「こっからがほんとスタートライン」だと話し、執行猶予期間の5年間はもちろんその後も「一生ね 犯罪とは無縁の生活を送って」と声を掛けました。また動画内で田口被告側の控訴については「欲張んなとは思いますね」と、ヒカルさんらしいコメントもしています。
コメント欄には「田口くんまじで周りに恵まれてるよ」「誤送金した側の大きな大きな罪についても皆様忘れないで頂きたい」「田口くんもヒカルくんもブロッコリーも頑張れ」と田口被告の更生の道を見守る多くの人から温かい声が相次いでいます。そのほか、「裁判所に向かう田口くんがしっかりブロッコリーのバック持ってるのがニュースになってて、さすがすぎて笑いました」と、しっかり広告塔としての役目を果たしている田口被告へ称賛の声も上がりました。
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