メルカリで「値下げはできますか?」と聞いても返事がない。出品者はなぜ返事をしないのか?

メルカリで出品者に「値下げはできますか?」と聞いたところ、返事がない……。なぜ返事をしないのか、理由と対処法を解説していきます。

「値下げできますか?」と質問をしても出品者からの返事なし。なぜ?

メルカリで出品者に値下げのお願いをするユーザーも少なくありません。しかし出品者から全く返事がない場合も。なぜ返事をしないのでしょうか。考えられる理由と対処法を解説していきます。
 

「値下げはできますか?」と聞いても出品者が返事をしない理由

出品者が返事をしない理由は、主に4つ考えられます。
 

1. コメントに気付いていない
商品のコメント欄に「値下げはできますか?」と書き込んでも、そもそもコメントが入ったことに出品者が気付いていない可能性があります。出品者が「お知らせ・通知設定」をオフにしていると、プッシュ通知がこないので、気付きにくいためです。
 

プッシュ通知をオンにしていても、メルカリからのお知らせがたくさん届くと、他の通知に紛れてしまうことも。そうなるとますます見つけにくくなるので、値下げの依頼にも返事をしないままでいることになります。出品者が故意に返事をしないのではなく、「気付かない」ことが原因です。

通知機能で「コメント」がオフになっていると、気付きにくい


2. 返事をするのを忘れている
コメントが来ていることは気付いているけれど、その時に返事ができずにいると、うっかり忘れてしまうこともあります。コメントから時間が経過してしまうと、出品者も「もう購入の意思はないだろう」と考えて、そのままスルーしてしまうことも。コメントの返事をすれば売れただろうなと思ってしまうので、実は出品者自身も悔しい思いをしているかもしれません。
 

3. 値下げの意思がない
出品者に値下げの意思がない場合、依頼を無視することもあります。特にプロフィールに「値下げ不可」と書いてあるにもかかわらず値下げの依頼をすると、出品者はイラッとしてしまうもの。「プロフィールに書いてあるでしょ?」と言いたくなるからです。
 

出品者のプロフィールは必ず確認しなければならないわけではありませんが、取引における注意点が書かれていることもあるので、確認した方が安心です。出品者もプロフィールは見ると思っているからこそ、値下げのコメントを無視してしまうのでしょう。この場合は値下げについて質問をしたユーザーがもう少し注意をしていれば、互いに嫌な気持ちにならずに済んだかもしれません。
 

4. 質問の仕方に問題がある
もし出品者のプロフィールに、値下げ依頼の場合には具体的な金額を提示するように書かれていたら、「値下げできますか?」という曖昧な質問を不快に思っている可能性もあります。そもそも具体的な金額の提示をお願いしているのは、出品者が値下げ後の金額を考えるのが面倒という理由もあります。もしくは出品者が値下げした金額を提示しても、それに対して「考えます」「検討します」という返事をされてしまうことがあり、「だったら最初から金額を書いて」と思ってしまうからです。
 

この場合も、プロフィールは必ず見なければならないわけではないと言われそうですが、質問の仕方が問題だったと出品者は思ってしまうもの。値下げできるかどうかの質問には回答したくないと思うのも仕方ないでしょう。
 

もし「具体的な金額を提示してください」とプロフィールに書いてあったら、自分が買いたい金額を出品者に伝えれば、値下げに応じてくれることもあります。諦めずに交渉をするのも1つの方法です。
 

返事がないから「態度が悪い出品者」というわけではない

値下げの依頼をしたユーザーからすれば、返事がないのはなんだか無愛想だし、感じが悪い出品者に思えてしまいます。でも、出品者には出品者の考え方やスタンスがあることを忘れてはいけませんね。プロフィールを読み返すことで、出品者が返事をしない理由が分かることもあります。
 

またすぐに返事ができる環境でないと考えると、返事を待つ姿勢も大切です。コメントをした翌日に返事が来ることもよくありますから、1日ほど待ってみましょう。
 

どうしても欲しい商品なら購入も考えよう

「値下げできますか?」と質問するのは、予算がオーバーしているか、少しでも安く買いたいと思うからです。でもその商品がどうしても欲しいならば、値下げしない価格での購入も検討した方がよいでしょう。もしかしたら他のユーザーが買ってしまうかもしれないからです。
 

筆者自身は、値下げの依頼をしても返事がない場合には、その価格で買ってしまいます。やはり「今しかない」と思ってしまうことが多いからですね。特にあまり出品されることがない商品なら、なおさらその気持ちが強くなってしまいます。
 

ここはユーザーの判断になりますが、値下げを期待していた分は、自分の不用品を売ってカバーしようと考えたりもします。値下げありきの取引ではなく、値下げされなくても他でカバーしようと思うと、出品者の返事がなくても気持ちよく購入できるかもしれませんね。


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