工場を立て直す舞と、順調だった兄の逮捕
舞は、パイロットになると視聴者の誰もが思っていた『舞いあがれ!』。しかし、いつしか工場の再建が主題で話が進んでいきます。大人になった舞の周辺では、幼なじみの望月久留美(山下美月)や梅津貴司(赤楚衛二)もそれぞれの夢に進んでいきます。
そんな中で、物語を大きく動かすのが、関ジャニ∞の横山裕さん演じる舞の兄・岩倉悠人(いわくらはると)です。工場の跡継ぎには興味を示さず、頭の良さを生かしてカリスマトレーダーに成長していた悠人。
街でも声を掛けられるほどの有名人になり、いつしか金に取りつかれる生活をおくることになります。そして、悠人にも急展開が待っていました。インサイダー取引をした容疑で、警察に追われることになります。
そしてついに、2月8日に放送された第89回で、悠人はめぐみと舞にこれまでの罪を告白。1人で全てを決めてきた悠人は、2人に胸中を打ち明けます。横山さんの繊細な演技は感動を呼び、クライマックスに向けた大きな動きを見せました。
父・浩太の思いが詰まった日記を読み、泣き崩れる悠人をめぐみと舞が囲んで、家族が初めて1つになれたシーンが描かれることになりました。その後のナレーションで悠人は裁判の結果、「懲役3年、執行猶予5年」の判決を受け、さらに罰金で巨額の負債を抱えたことが明らかになります。