青汁王子こと実業家の三崎優太さんが2月1日、自身のYouTubeチャンネル「三崎優太 青汁王子」を更新。連続強盗事件の主犯格で7日に日本へ強制送還された“ルフィ”などと名乗る今村磨人容疑者、藤田聖也容疑者らが収容されていたフィリピンの「ビクタン収容所」に自身も収容された経験を持つ「漫画村」創設者の星野ロミさんをゲストに迎え、星野さんが撮影した画像とともに収容所内での生活について語りました。
>>前編:「『ビクタン収容所』の実態」はこちら
「フィリピンに入るのもトラウマ」と語る星野さん
Webサイトなどを作る仕事をしていた星野さんは、収容所の中から販売して1500万円を稼いだと明かしました。売上金の入手経路はビットコインや、賄賂を払えば所内にお金を「持ってくることもできる」と言います。その売上金で好きな物を出前したりと「毎日グルメを楽しんで人生を謳歌(おうか)してました」と話す星野さん。それでも同所には「絶対に戻りたくない」「フィリピンに入るのもトラウマ」と動画の後半で語っています。
また、賄賂を払えば同所を脱出できたのか、という点について現地を訪れた星野さんの母親は、漫画村が「こんな大騒ぎにならなかったら出してあげられた」と弁護士に言われたと話し、もしニュースなどで大きな騒動になっていなければ「1000万とかあればいけた」と賄賂の実態も話しました。
さらに星野さんと母親によると同所の衛生状態が悪く、脚を切断した人もいたと言い、「お金がないと病院に行くこともできない」と、過酷な状況も訴えています。
現在、収容されている人物ともつながっているという星野さんは、同所の現状についてある程度は警戒状態になっているとしつつも、「すぐにまたスマホが手に入るんで」「お金さえ払ったらいつも通り」とのこと。
星野さんの話を聞いた三崎さんは、「社会問題」「こんなこと許されちゃいけない」と連続強盗事件について強い批判とともに、「少しでも多くの人に知ってもらって」「みんなが考えることでなんか少し動いていくんじゃないかなと思う」と動画を締めくくりました。
コメント欄では「こういう意義深い回をどんどん配信してもらいたい!」「幼少期にフィリピンに住んでましたが、本当変わらないです。貧困がそうさせてる」「日本だけでなく世界も変わらないと終わらない負の構造が良く解りました」と大きな反響を呼んでいます。
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