2024年卒「就職人気企業ランキング」で33位からジャンプアップ! 人気が急上昇した企業の実名

学情が発表した「2024年卒 就職人気企業ランキング」、3位は講談社、2位は任天堂、1位は伊藤忠商事でした。今回は過去2年間も含めたコロナ禍3年分のデータから、人気の就職企業の変化なども調査しています。

2024年卒のランキングで一気にランクアップした企業は?(※画像はイメージ)

学情は、「就職人気企業ランキング」のコロナ禍3年間分のデータから、就職人気企業の傾向を比較しました。

その結果、2020年は食品関連やイオングループといった巣ごもり需要を支える企業が上位だった一方、2022年の調査では、旅行やレジャー関連が回復の兆しにあることなどが判明。2021年の33位から一気に9位までジャンプアップした企業もあったようです。



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コロナ禍は食品やスーパーなど「巣ごもり需要」を支える企業が人気

2020年に調査した「2022年卒 就職人気企業ランキング」を見ると、1位は「伊藤忠商事」(商社)が獲得。2位は「味の素」、3位は「アサヒ飲料」と食品業界がランクインしています。


2021年調査の2023年卒版でも「伊藤忠商事」が1位を獲得。2位は「講談社」(マスコミ)、3位は「集英社」(マスコミ)と大きく変化しています。食品業界は、4位に「アサヒ飲料」、6位に「味の素」、8位に「ロッテ」という結果に。2020年に5位だった「資生堂」(医療品・化粧品・日用品)は2021年には10位まで順位を落としています。

 

1位は5年連続で「伊藤忠商事」が獲得! 就職人気企業の変化は?

2022年に調査した「2024年卒 就職人気企業ランキング」でも「伊藤忠商事」が1位をキープ。2位以下を見ると、2021年調査で8位にランクインしていた「ロッテ」が10位圏外となり、代わりに「オリエンタルランド」(レジャー・アミューズメント)が33位から一気に9位に浮上しています。


またこれまで2年間、5〜6位につけていた「任天堂」(スポーツ・ゲーム・その他メーカー)が2位にランクインしており、講談社や集英社といった企業も合わせると、屋内外で楽しめるエンタメ関連企業の人気が高まっていることが分かりました。


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