吉高由里子さん主演、北村匠海さん共演のドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)が1月17日より放送スタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第1話のあらすじ
のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)。息抜きのためソロキャンプへ出かけると、燦然と輝く星空の下で柊一星(北村匠海)と出会います。何も語らない彼は、鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える鈴に自分のマフラーを慈しむように優しく巻いてくる不思議な青年。戸惑う鈴は、突然彼からキスをされて――。
翌朝、微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴に、一星は何か手でサインを残し去っていきました。それは手話で「お前のゲロ、全部片づけた、バ~カ」という意味。悪態をつかれたことに気付いた鈴はカチンと来たものの、産婦人科医としての日常に戻ります。そんな中、1週間前に入院したという母・愛子(岸本加世子)が亡くなったとの知らせが。
突然のことに言葉も出ない鈴。葬儀で親戚から問われても何も答えられない鈴は1人になれる場所へ。するとそこに、箱を抱えた一星がやって来ました。遺品整理士をする一星は愛子から生前整理を請け負っており、遺しておいたほうがいいと判断した遺品を遺族である鈴に渡しに来たのです。遺品とスマホを介した一星の“言葉”から、にぎやかに楽しく暮らしていた母の様子を知った鈴。その死をようやく受け止めたのか、嗚咽を溢れさせます。
働いていたほうが気が紛れると早々に職場復帰した鈴に、さっそく出産手術が。すでに他界した母を呼び続ける産婦に対し、突如「何でこんなにつらいのに傍にいてくれないの、お母さーん!」と叫んだ鈴。皆に「お母さーん!」の掛け声を促し、無事出産へと導きます。鈴の掛け声には、かつて医療裁判で訴えられた際、励ましてくれた亡き母への思いも込められていたのか――。
鈴は選択したマフラーを持って一星の職場を訪れます。堤防で写真を撮っていると聞き向かうと、一星の姿が。鈴は手話で母の遺品整理について「ありがとう」と伝えます。さらに、「でも、お前のキス、大したことなかったけどな」と手話で伝えドヤ顔をお見舞い。2人は笑い合って――。
命の始まりと終わりが優しく丁寧に描かれ思わず涙
命の始まりに関わる鈴と、命の終わりに関わる一星の出会い。生と死に触れるシーンが丁寧に描かれた初回、Twitterでは感動の声が続出。「命の始まりと終わり、そこには何があるんだろう…そんなことを感じさせられて涙がじゅわ~」「目を逸らせない生と死が向かい合って融合してる、静かで明るい素敵なドラマ」「思わず涙が出てしまった」「さすが大石静作品。やっぱ初回からすごい」などのコメントが寄せられています。
また、前クールの人気ドラマ『Silent』(フジテレビ系)と比べる声も多く、「同じ手話でも『Silent』とはまた違うストーリーに今後が楽しみ」「目黒蓮くんの想との振れ幅な…!」「登場人物にろう者がいるだけ、ただそれだけなんだよという感じがよい」「耳が聞こえないことを暗く描いてないところが印象的」「『星降る夜に』は対等な扱いだし、音“の”ない世界も楽しいと伝わっていきますように」といった声も。
覚えたての手話で感謝を伝えた鈴に、「ありがとうって言うならお礼して」と笑顔を見せる一星。歳の差が10歳だと知っても気にも留めず、自由な一星と接するうち、窮屈に生きがちだった鈴の心は徐々にほぐれていき……。45歳のちょっぴりドジでピュアな新米産科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)が、物語にどう関わってくるのかにも注目です。
『星降る夜に』第1話 冒頭ノーカット映像【テレビ朝日】
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