宝島社は、1月4日に月刊誌『田舎暮らしの本』2月号にて、「2023年版 第11回住みたい田舎ベストランキング」を発表しました。
671の市町村を対象に、279項目のアンケートを実施。回答を基に、田舎暮らしの魅力を数値化し、人口別にランキングを作成しています。今回は、住みたい田舎「2万人以上3万人未満のまち」の総合ランキングを紹介します。
第3位：大分県国東市
第3位は「大分県国東市（くにさきし）」でした。国東市は、大分県北部、国東半島の東部にあります。水稲やクヌギの原木によるシイタケ栽培などが盛んです。近年はオリーブや、「くにさきオイスター」などの特産品も生産されています。国東半島は神仏習合の発祥の地であり、「六郷満山（ろくごうまんざん）」と呼ばれる山岳宗教文化が繁栄。2020年には大分空港がスペースポート（宇宙港）に指定され、国東市の産業発展が期待されています。
第2位：兵庫県養父市
第2位は「兵庫県養父市（やぶし）」でした。兵庫県北部、但馬地域の中央に位置する養父市。市の東部には一級河川の円山川が流れています。西側には兵庫県最高峰の氷ノ山や鉢伏山、ハチ高原・若杉高原があり、北側には妙見山がそびえ、雄大な自然に包まれています。また、スキーやスノーボード、合宿活動なども盛んに行われており、京阪神や中国四国圏におけるアウトドアの拠点としても有名です。気候は多雨多湿で、冬季は積雪も多いエリアですが、四季折々の表情を見せてくれます。
第1位：大分県豊後高田市
第1位は「大分県豊後高田市（ぶんごたかだし）」でした。国東半島の西部にあり、北は周防灘に面し、温暖な瀬戸内式気候に恵まれた地域です。瀬戸内海国立公園・国東半島県立自然公園や六郷満山文化にまつわる史跡など、豊かな自然と歴史に彩られています。市内には、それぞれ泉質が異なる6つの温泉が点在しています。「高校生までの医療費無料化」や「中学生までの給食費無料化」などの子育て支援、無料の市営塾「学びの21世紀塾」などの教育環境が充実しているのも特徴です。
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