スタイルポートは、自分名義(共同も含む)で地方政令指定都市(札幌市、仙台市、静岡市、新潟市、広島市、福岡市、熊本市)のタワーマンション(以下、タワマン)所有者111人を対象に実施した「地方タワマン購入者に関する実態調査」の結果を公開しました。調査によると、地方タワマン購入者の約8割が「会社員」、世帯年収は「1000万円以下」が約6割を占めていることなどが明らかとなりました。調査日は2022年11月15日。
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地方タワマン購入者の約8割が会社員、世帯年収は1000万円以下が約6割
「あなたの職業を教えてください」を見ると、「会社員」が79.3%でダントツの結果に。次いで「公務員」の9.0%、同率3位が「経営者・役員」と「自営業」の4.5%でした。約8割が会社員と回答しています。
世帯年収を見ると、最も多かったのは「1000〜1500万円」の24.3%、次いで「500〜600万円」の18.9%、「600〜800万円」の16.2%と続きます。1000万円以下を合計すると約6割と、半数以上が占めていることも明らかとなっています。
購入した動機は「利便性」や「地方に移住したい」
「タワマンを購入したきっかけ」を聞いたところ、1位は「より生活に便利なマンションがいいと思った(立地、周辺施設の利便性)」(60.4%)、2位は「戸建から住み替えをしたいと思った」(55.0%)、3位は同率で「タワマンに憧れがあった」と「より居住に快適なマンションがいいと思った(共用設備などの充実)」(45.0%)でした。
「リモートワークが増加した(通勤が減った、家が手狭になった)」(5位/39.6%)や「出身地方へUターンしたいと思った」(6位/27.0%)「地方へIターンしたいと思った」「地方配属になった」(同率7位/24.3%)といった地方都市への移住がきっかけの人も多かったほか、「資産性が高いと思った」(9位/16.2%)といった回答も。
約95%が「満足している」と回答、理由は?
「購入したタワマンの用途・目的」を見ると、1位「自己居住用」(40.6%)、2位「セカンドハウス」(32.4%)、3位「親族居住用」(12.6%)でした。
「自己居住用」と回答した人(40.6%)に、満足度を聞いたところ、「非常に満足している」が55.6%、「やや満足している」が40.0%という結果に。その他は「あまり満足していない」の4.4%のみとなっており、概ね満足しているようです。
「非常に満足している」「やや満足している」(計95.6%)と回答した人に、満足している理由を聞いたところ、1位は「周辺環境が良いから」(67.4%)、2位は同率で「タワマンに住んでいることにステータスを感じるから」と「眺望が抜群だから」(62.8%)でした。
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