画像の加工・編集アプリ「Meitu（メイツ）」に実装されているAIによる写真のイラスト化機能が話題になっています。写真だけでなく、簡単なイラストをAIで“盛る”ことも可能です。Meituの機能や使い方を解説します。
写真をイラスト化できる「Meitu」とは？
この写真およびイラストは、筆者の写真をMeituでAIイラスト化したものです。
Meituは、Meitu社が開発・配信する画像加工アプリケーションで、自撮りの顔を加工・補正、つまり“盛る”ことを目的に使用されています。
AIでイラスト化する機能は、2022年に追加されたもの。AIによって写真をイラスト化するほか、簡単なイラストを基に、より上手で複雑なイラストを作成する使い方も注目を集めています。
Meituはスマートフォンアプリで、iPhoneおよびAndroidで利用可能です。利用は無料ですが、月額800円または年額3800円の有料版も用意されています。有料版では広告表示がなくなり、フィルターやテンプレート、メイクなどの全機能を利用できるようになります。
・iPhoneアプリのダウンロードはこちら
・Androidアプリのダウンロードはこちら
Meituの使い方
ここからは、Meituの使い方を解説していきます。アプリをダウンロードしたら以下の手順でイラスト化していきます。
1. ［AI Art］のアイコンを選択します。
2. ［今すぐ試す］を選択します。
3. カメラロールからイラスト化したい写真を選択すると自動的に写真がイラスト化されます。
4. 保存したい場合はイラストを選択して［保存］をタップします。
「Meitu」を使ってみた
他にもさまざまなパターンの写真をイラスト化してみました。
・複数人の写真のイラスト化
・動物の写真のイラスト化
・無機物（機械）の写真のイラスト化
・風景の写真のイラスト化
・簡単なイラストのイラスト化
・イラストはさらに加工・編集が可能
［写真補正］機能を使ってイラストをさらに加工ができます。
このほか、補正テンプレート、自動、メイクアップ、リシェイプ、スリム、体型、肌磨き、肌色調整、などさまざまな機能が用意されており、イラストの細かな編集が可能です。
右下の［編集］アイコンからはスタンプや落書き、モザイクなどの編集もできます。
・複数の写真を1枚にするコラージュ機能
［コラージュ］を選択して1～9枚の画像を選択すると、それらが1枚に収められた画像を作成できます。
・便利な一括編集機能
1～18枚の画像を選択し、一括して編集する機能です。この機能を使うと、例えばスタンプを1つの画像に追加すると、自動的に他の画像にもスタンプが追加されます。
Meituを使用した感想として、本来の「盛る」目的だけでなく、画像を簡単に編集できるツールとして非常に便利だと感じました。
イラスト化については、元の人物とそっくりなイラストというわけにはいかないようです。逆に言えば、ネットに画像を上げる際に個人情報保護のためにモザイクの代わりにイラスト化するといった使い方をしても面白いかもしれません。
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