新しい年のお祝いとしてお正月に食べる「おせち」。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などの願いが込められた料理が、所狭しと重箱に詰めてある豪華な料理です。
All About編集部は12月12~21日、全国10~70代の男女145人を対象に「おせち料理についてのアンケート」を実施。その中から、「苦手なおせち」ランキングについて紹介します。
第3位:紅白なます(17票)
3位は、「紅白なます」です。
ニンジンと大根をおめでたい「紅白」に見立てた料理です。酢と砂糖でさっぱりと味付けされ、疲労回復にも効果があります。選んだ人の回答を見ると、「酢が強いものがあまり好きではないから」(40代女性/兵庫県)や「見た目は綺麗なのですが、甘過ぎるため」(50代女性/静岡県)といった声が寄せられていました。
第2位:昆布巻(21票)
2位には、「昆布巻」がランクイン。
白いかんぴょうで結んだ見た目にも楽しい料理です。中に入れる魚はニシンが一般的で「二親(ニシン)」が「養老昆布(よろこぶ)」と考えられ、両親がいつまでも健康で長生きできますようにと「不老長寿」を願っています。
回答者のコメントでは、「昆布巻きの昆布の食感が苦手なので(50代女性/愛知県)」や、「そのまま食べておいしいわけでもなく、ご飯に合う味付けでもなく、昆布の臭みを感じるようなものが多いので苦手(40代女性/兵庫県)」など、昆布の食感や味が苦手という人が多く見られました。
第1位:数の子(34票)
1位は、「数の子」でした。
だししょうゆの上品な味付けと、コリコリとした食感が魅力の数の子。おいしい数の子を選ぶコツは「薄皮が付いているもの」や「数の子本来の透き通った黄色」なんだそう。数の子はニシンの卵巣であることから昆布巻と同様に、「二親(ニシン)」と読み、両親の長寿を願ったとされています。
数の子を選んだ人のコメントを見ると、「魚卵が苦手だから(20代女性/東京都)」や「値段が高いわりにおいしくない(50代女性/その他)」、「子供の頃食べた時、硬いだけで美味しくなかった記憶があり、いい印象がない(60代女性/神奈川県)」といった声がありました。魚卵が苦手な人の中でも、味や食感、香りなど、人それぞれに理由があるようです。
※コメント内容は回答者個人の意見です
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