新しい年のお祝いとしてお正月に食べる「おせち料理」。重箱に五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災など、いろいろな願いを込めた料理を寄せ盛りにしたものが一般的です。
All About編集部は12月12~21日、全国10~70代の男女145人を対象に「おせち料理についてのアンケート」を実施。その中から、「好きなおせち」ランキングについて紹介します。
第2位(同率):だて巻き(46票)
2位は、「だて巻き」でした。
卵と魚のすり身に砂糖を加えてふっくらと焼き上げただて巻きは、江戸時代の「伊達者(だてしゃ)」の姿に似ていることから名付けられました。もともとは、長崎の卓袱(しっぽく)料理「カステラかまぼこ」がルーツだそうです。
回答者のコメントを見ると、「普段食べないものだから。特に伊達巻はめったに食べない甘い卵焼きだから(30代女性/北海道)」や「甘くてふわふわの食感が好きだから(30代女性/兵庫県)」といった声が寄せられています。甘くてふんわりした食感が人気のようです。
第2位(同率):数の子(46票)
同率2位には、「数の子」がランクイン。
だししょうゆの上品な味付けと、コリコリプチプチとした食感がクセになる数の子。ニシンの卵巣を使っていることから、「二親(ニシン)」という当て字で読み、両親の長寿を祈願する食べ物として親しまれたそうです。
コメントでは、「数の子を食べるとお正月を実感できます(50代女性/愛媛県)」や「プチプチしていて触感が好きだから(30代女性/愛知県)」といった声が寄せられています。「お酒のおつまみにちょうどいい」といった意見もありました。
第1位:栗きんとん(64票)
1位は、「栗きんとん」が獲得。
甘露煮にした栗を、サツマイモや栗で作った餡とあえた栗きんとん。クチナシを加えるとより鮮やかな金色になり、漢字では「金団」と書くことも。その見た目から、金運上昇を願う料理として、おせちに添えられるようになりました。
選んだ人のコメントを見ると、「栗きんとんと伊達巻はスイーツ感覚で食べられて好きです(30代女性/神奈川県)」や「子供の頃から甘いものが大好きで、おせちの中の栗は何よりのごちそうでした(40代女性/東京都)」といった声が寄せられています。
※コメント内容は回答者個人の意見です
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